この記事では「手渡し」について解説をします。
「手渡し」とは?意味
こちらの手から相手の手に移動させること、他人を通さずに直接自分で渡すこと、という意味があります。
「手」には、仕事、手数、器楽の奏法、ある方面や方角などいくつもの意味があるのですが、この場合は体の一部の手首から指先までの部分を意味しています。
「渡し」は、こちらの手から相手の手に移すという意味です。
「手渡し」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、自分から相手に手から手で渡すことや、他人を通さずに自分で直接渡すことを指して用います。
イベントでの主催者側と来場者のやり取りで説明をします。
このイベントでは、来場者にプレゼントを渡します。
プレゼントは、イベント主催者側から来場者に対して、会場入り口で手から手へと渡されます。
郵送をする、プレゼントを置いておいて来場者に取ってもらうといったことではありません。
この手から手に移すことを指して「手渡し」といいます。
このことを後で報告する場合は、「プレゼントを手渡ししました」という伝え方をします。
プレゼントを受け取ってもらう場合、机などに置いておいて勝手に取ってもらうようにすると、プレゼントの存在に気がつかない人がいたり、1人1個なのにそれ以上取って行ってしまう人がいたりする可能性があります。
「手渡し」をすれば、そういったことを防げます。
また、受け取る人と直接やり取りができます。
イベントでプレゼントを渡すときなどは、来場者とコミュニケーションができ、イベントへの感想をもらえるかもしれません。
「手渡し」を使った例文
・『手渡しをいたします』
「手渡し」の返答や返信例
「手渡しするので受け取ってください」という場合は、受け取っても受け取らなくてもよいものなら、そのものを欲しければ受け取るとよいでしょう。
欲しくなければ断ることができます。
書類など大切なものは受け取る必要があるので、そのものを相手から直接受け取ってください。
「手渡しでもよいですか」と尋ねられたときは、それでもよいのか、他の方法がよいのかを伝えます。
「手渡し」をしたいのは、直接渡した方が都合がよいからでしょう。
そのため、こちらにとって不都合がなければ、直接受け取った方がよいかもしれません。
まとめ
この言葉は、手から手に渡すことを意味します。
自分から相手に直接渡すときなど、さまざまな場面で使うことができます。