「感じ入りました」という言葉は頻繁に使われる日常会話の言葉ではないものの、ビジネスでも用いられることがあるので覚えておくといざという時に役立ちます。
使う上で必要なポイントをかいつまんで簡単に説明しますので、ぜひビジネス会話に活かしてみてください。
「感じ入りました」とは?意味
「感じ入りました」とは「とても感心する」「深くそう感じる」「しみじみと感じる」といった意味合いがあります。
「入りました」というのは「入る」という言葉を丁寧な言い回し、そして過去形にした形の言葉です。
「入る」という言葉には、ある事柄を継続して行う行動や自分の意思や気持ち、態度を貫く姿勢を表しています。
そのため、ある事柄に関してその時深く感心した、今でもその事柄に感心している気持ちを伝える言葉でもあると言えます。
「感じ入りました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「感じ入りました」という言葉は、相手の行動や言動に対して「感動した」「感心した」という気持ちを抱いたときに用いられる言葉です。
ビジネスでは相手の考えや行動、言動に感銘を受けることもあり、その影響でいい方向へ仕事を進められるということも少なくありません。
自分が使うのとは反対に、自分に対して使ってもらえるというパターンもあります。
褒め言葉とも捉えられる言葉なので嬉しくなってしまうとは思いますが、自分に驕ることのないように注意し、謙虚な姿勢で相手と向き合うようにしましょう。
「感じ入りました」を使った例文
・『今日は◯◯様のお気遣いに深く感じ入りました』
・『私は◯◯さんのきめ細やかな対応にとても感じ入りました』
・『このプロジェクトへの御社の熱意に深く感じ入りました』
「感じ入りました」の言い換え表現
「感じ入りました」という言葉の言い換え表現には「痛感しました」「心に響きました」「強く身にしみて感じました」などがあります。
どれも「強く感じた」という気持ちを表現できる言葉で、ビジネスでも同じ意味合いの言葉として言い換えることができます。
相手やシチュエーションを考慮して言葉を選び、不自然にならないように会話に取り入れていきましょう。
まとめ
ここでは「感じ入りました」という言葉の意味や使い方、言い換え表現など、例文を用いて簡単に説明してきました。
自分が使うとのない言葉だと思う人も少ないとは思いますが、社会に出れば相手が使ったり、使っているシーンを目の当たりにしたりすることもあるかもしれません。
そのときに備えて、ぜひここで説明した事柄をしっかりと覚えておきましょう。
