「お集まりいただきありがとうございます」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「お集まりいただきありがとうございます」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では、「お集まりいただきありがとうございます」の意味を分かりやすく説明していきます。

「お集まりいただきありがとうございます」とは?意味

「お集まりいただきありがとうございます」は、「会議や打ち合わせの為に出席した人に対して、呼びよせた側が冒頭で述べる丁寧なお礼の表現」という意味です。

大勢の人が同じ時間に集まって会議をする時に、スケジュールをやりくりして出席してくれたことをねぎらう表現です。

どちらかというと社内など比較的近い場所からやってくる人たちに対して使われます。

「お集まりいただきありがとうございます」の成り立ちや使われるシーン

「お集まりいただきありがとうございます」の成り立ちや使われるシーンは以下の通りです。


「お集まりいただきありがとうございます」の成り立ち

「お集まりいただきありがとうございます」「お集まり+いただき+ありがとう+ございます」で成り立っています。

「お」は相手の動作や状態を敬う接頭辞、「集まり」は動詞「集まる」の連用形で「多くの人や物が一つの場所に寄る」という意味、「いだだき」は動詞「もらう」の謙譲語「いただく」の連用形、「ありがとう」は形容詞「ありがたい」の連用形、「ございます」は動詞「ある」の丁重語「ござる」を丁寧にしたものです。

尊敬語と謙譲語、丁寧語が含まれているので、会議の冒頭の挨拶として使えます。

「お集まりいただきありがとうございます」が使われるシーン

「お集まりいただきありがとうございます」が使われるのは以下の様なシーンです。

1つ目は、会議の冒頭で、司会者が出席者に対してお礼を述べる時です。

2つ目は、社内イベントなどで会場に人が集まった時です。

3つ目は、急な会議や打ち合わせなどで出席者が集まった時です。

「お集まりいただきありがとうございます」の言葉の使い方や使われ方

「お集まりいただきありがとうございます」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

『本日はお忙しい中お集まりいただきありがとうございます』

会議の冒頭で進行役が言う定番のフレーズです。

比較的移動距離の短い社内会議の時に使われることが多くなります。

『早々にお集まりいただきありがとうございます』

イベントがある時に、早い時間からメンバーがそろった時などに使われます。

「お集まりいただきありがとうございます」の類語や言いかえ

「お集まりいただきありがとうございます」の類語や言いかえは以下の通りです。

「ご多用にもかかわらずお越しいただきありがとうございます」

「お越し」「行く」「来る」の尊敬語で、取引先や社外の人に対して使えます。

まとめ

今回は「お集まりいただきありがとうございます」について紹介しました。

「お集まりいただきありがとうございます」は、「会議やイベントの冒頭の挨拶で使われる出席者への丁寧なお礼の表現」と覚えておきましょう。