「ご郵送いただけますでしょうか」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「ご郵送いただけますでしょうか」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「ご郵送いただけますでしょうか」について解説をします。

「ご郵送いただけますでしょうか」とは?意味

郵便で送るように求める言葉です。

「ご郵送」「郵送」「ご」をつけて、その行為をする人に尊敬の意を表しています。

「ご」を他人の行為を表す言葉につけると、その行為をする人に尊敬の意を示す表現になります。

「いただけ」「もらう」の謙譲語です。

「ます」は敬意を表します。

「でしょうか」「だろうか」の丁寧な表現で、はっきりしない事柄を確かめるときに用いる言葉です。

「ご郵送いただけますでしょうか」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、郵便で送るように相手に求めるときに使用をします。

それをするように強制しているのではなく、「こうして欲しい」と柔らかく伝えています。

人は強制されたり、命令をされたりすると、反発したくなります。

「ご郵送ください」とお願いをすることもできますが、この言い方だと命令をしているようで、相手に不快な思いをさせる可能性があります。

それに対して問いかけの形なら、不快にさせることが少ないです。

郵送をしてもらう場合、送料は誰が負担をするのかはっきりとさせておきましょう。

話し手側が負担をするのであれば、住所を記入して切手を貼った封筒を相手に渡すとよいでしょう。

住所を記入しておけば、相手の手間が減ります。

この言葉の前に「お手数をおかけしますが」「お忙しいところ恐縮ですが」など一言あると、相手への気遣いを感じられます。

送るという手間をかけさせることへの配慮が伝わります。


「ご郵送いただけますでしょうか」を使った例文

・『今週中にご郵送いただけますでしょうか』

「ご郵送いただけますでしょうか」の返答や返信例

あるものを郵便で送ることができるかと尋ねられているので、できる・できないを答えます。

できるようならば、求められているものを郵便で送りましょう。

「郵送」は郵便で送ることなので、郵便という手段を使ってください。

送ることができないときは丁寧にお断りをします。

「無理です」「できません」では相手を不快にさせるので、伝え方に配慮が必要です。

それを言われる相手がどのような気持ちになるのかを考えて伝えてください。

そして、なぜできないのか理由も伝えましょう。

まとめ

この言葉は、郵便であるものを送るように求める際に用いるものです。

問いかけの形で柔らかく伝えています。