この記事では「ご起立ください」について解説をします。
「ご起立ください」とは?意味
立ってくださいという意味です。
「ご起立」は「起立」をその行為をする人を敬う言い方にしたものです。
「ご」は他人の行為を表す言葉について、その行為をする人に敬意を表します。
「起立」は立ち上がることです。
「ください」はある事柄をするように求める意を表します。
「ご起立ください」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は集まりの場で使われます。
集まりの場では、物事が順調に進むように司会者がいます。
司会者の指示に従って、椅子から立ったり、座ったり、スピーチをしたりなどします。
この言葉は、立つように促すときに司会者が使用をします。
司会者が声をかけることで、その場にいる人は立つべきときなのだと判断できます。
そして、全員が行動をあわせることができます。
たとえば、結婚式のときにこの言葉が使われます。
乾杯をするときに、式に集まった人たちが立つ場面があります。
結婚式にはじめて出る人は、この場面で立つのだとわからないでしょう。
そのため、司会者が声をかけて立つように促します。
全員の行動がそろっていると、その場にいる人たちの心がひとつになったようになります。
「ください」は命令をしているように感じられる言葉ですが、この場合は立ってもらう必要があるので「ください」という表現をします。
これを「ご起立くださいますか」と問いかけの形にしたり、「ご起立いただけると幸いです」としたりすると、立っても立たなくてもよいと受け取られてしまう可能性があります。
「ご起立ください」を使った例文
・『みなさまご起立ください』
「ご起立ください」の返答や返信例
立つように求められているので、その場に立ってください。
立つのが面倒だと思っても、この場合は立たなければなりません。
しかし、体調が悪くて立つことが難しいのなら、その場に座っていてもよいでしょう。
具合が悪いようならば集まりなどに無理に出席をせず、救護室などあればそこに行った方がよいかもしれません。
無理をすると自分がつらくなってしまうので、少しでも体調が悪いかなと思うなら休んだ方がよいでしょう。
まとめ
この言葉は、立つように促すものです。
集まりの場で司会者が述べることがあります。
この場合はそうしてもらう必要があるので、「ください」という表現を使っています。