「お決まりでしたら」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「お決まりでしたら」とは?
これは、決まっている場合を仮定した言葉です。
「決まり」は「決まる」が名詞化されたものになります。
このようにすると、名詞のように扱える形になるのです。
また、ここでは接頭語を使い「お決まり」としています。
これは、相手に丁寧な印象を与える表現になっているのです。
なお、「でしたら」は丁寧語の「です」が変化したものになります。
これに仮定表現を加えたのが「でしたら」なのです。
たとえば、「もしお決まりでしたら教えてください」という使い方ができます。
これらのことから、この言葉が決まっている場合を仮定したものであると分かるのです。
「お決まりでしたら」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
たとえば、ある方針について連絡を待っていたとします。
そして、相手にメールで状況を聞いてみることにしたのです。
このようなケースで、「お決まりでしたらご連絡ください」と伝えるとよいでしょう。
これにより、決まっている場合のことを、上手に仮定できるのです。
この言葉を使うときは、「お決まりでしたら」の表現方法に注意するべきです。
これは「お決まりであれば」に置き換えできます。
また、「お決まりのようでしたら」と言い換える手段もあるのです。
さらに、「お決まりでございましたら」も同じ目的で使用できます。
「お決まりでしたら」を使った例文
例文のように、前段の内容に合わせて、適した言葉を続けるとよいでしょう。
・『お決まりでしたら教えてください』
・『お決まりでしたらご連絡ください』
・『お決まりでしたらご教示いただけますか』
「お決まりでしたら」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「お決まりでしたら」の類似表現
たとえば、「決定済でしたら」が類似表現になります。
「お決まり」と「決定済」は、同じような意味で使えるのです。
「お決まりでしたら」の敬語表現
これを別な敬語表現にすると、「お決まりでございましたら」に言い換えできます。
なお、これは丁寧語を使った表現になっているのです。
まとめ
このように、決まっている場合を仮定したものとして、この言葉を使用できます。
ビジネスでも使える言葉になっていますので、上手に活用するとよいでしょう。
