「してから」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「してから」とは?
これは、行為の順番を表現するために使用される言葉です。
たとえば、「準備してから出発しましょう」という使い方ができます。
この場合は、準備という行為が先にあり、それが終わってから出発することを表現しているのです。
つまり「してから」は二つの行為の順番を表現する目的で使用されているのです。
なお、「して」は動詞の「する」が変形したものです。
そして「から」は、前後の関係を表すために用いられているのです。
これらのことから、この言葉が行為の順番を表現するために使用されるものであると分かるのです。
「してから」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
たとえば、ある仕事を進めていたとします。
しかし、今の検討状況では、上手くいかないことが分かってきたのです。
このようなケースで、「もう少し検討してから進めませんか」と伝えるとよいでしょう。
これにより、もう少し検討した上で進めることを、上手に伝えられるのです。
この言葉を使うときは、「してから」の表現方法に注意するべきです。
これは「した上で」に言い換えできます。
また、「しましてから」で丁寧語になるのです。
さらに「いたしてから」で謙譲語にする方法もあります。
このように、同じ内容を少し違う印象の表現に置き換えできると分かります。
実際の状況に応じて、上手に使い分けるとよいでしょう。
「してから」を使った例文
例文のように、前段の内容に合わせて、適した言葉を続けるとよいでしょう。
・『対応してから進めましょう』
・『準備してから向かいたいと思います』
・『ジャッジしてからトライするつもりです』
「してから」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「してから」の類似表現
たとえば、「した上で」が類似表現になります。
「してから」と「した上で」は、同じような意味で使えるのです。
「してから」の敬語表現
これを敬語表現にすると、「しましてから」に言い換えできます。
なお、これは丁寧語を使った表現になっているのです。
さらに、「いたしてから」で謙譲語に言い換えてもよいでしょう。
まとめ
このように、行為の順番を表現するためにこの言葉を使用できます。
ビジネスでも使える言葉になっていますので、上手に活用するとよいでしょう。