「されましたか」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「されましたか」とは?意味
「されましたか」という言葉は敬語の一種で、ビジネスでもよく用いられています。
簡単に意味を説明すると「しましたか」「したのですか」といった相手が行動したことについての問う、疑問文としての意味合いがあります。
さまざまな言葉と組み合わせて使うので、使い方については次で詳しく説明します。
「されましたか」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「されましたか」という言葉は自分の疑問を解消したいときに使われており、ビジネスで言えば「先日のイベントに参加されましたか」というようにある事柄に関して相手が行動したかどうかを確認したいときに使います。
何かに参加したか、特定の相手と話をしたか、取引先と話し合いをしたかなど、ビジネスではさまざまな場面が想定されます。
場面の中には相手とその人の関係によってプライベートの話が絡んでくる場合もあるので、同じ会社の人であったとしてもプライバシーを侵害しないように充分注意しましょう。
「されましたか」を使った例文
・『今年の会社主催のお花見に私は欠席したのですが、◯◯さんは出席されましたか』
・『先ほど伝言メモを机に置かせていただいたのですが、◯◯商事の◯◯さんにはもう折り返しお電話されましたか』
・『何かトラブルが起きたと報告を受けましたが、どうされましたか。現状報告をお願いします』
「されましたか」の返答や返信例
「されましたか」という言葉を含むことを言われた場合、先ほど紹介した例文を元に説明すると、1つ目に対しての返答の仕方は「はい。
特に予定もなかったので参加しました。
桜が綺麗に咲いていましたよ」と参加の有無と当日の感想を簡単に添えると会話がスムーズに進みます。
2つ目に対しての返答の仕方は「ありがとうございます。
急ぎとのことだったので、先ほど連絡してお話ししました」とお礼の言葉と連絡した旨を報告するのが相手にとってもありがたい返答です。
3つ目に対しての返答の仕方は「はい。
実は現場で事故がありまして、作業員が2名怪我をしたとの連絡がありました。
今から現場に向かい実際に現状を確認してきます」と返答すると、現在の状況とこれからどんな対応をするのかが分かるので無難な返答と言えます。
それぞれ話をする相手によって言い回しも多少変わってきますが、伝えるべきポイントをしっかりと押えて構成していきましょう。
まとめ
ここでは「されましたか」という言葉の意味やビジネスでの使い方など、例文を用いて簡単に説明してきました。
ビジネスでは相手の状況を確認すること、確認に対して答えることが多くあります。
その場面に直面したとき、正しく対応できるように意味や使い方をしっかりと覚えていきましょう。
