「お近づきになる」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「お近づきになる」とは? ビジネス用語【一語】

今さら周りに聞きにくい敬語もあるものです。

「お近づきになる」の正しい使い方と類語を見ていきましょう。

「お近づきになる」とは?

近寄るという意味の「近づき」「お」を付けた言い方が「お近づき」です。

その人の隣にいることを示すので、仲良くなれたこと、知り合いになったことを表現しています。

「お近づきになる」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

「顔見知りになれて、うれしいです」という意味を持つのが「お近づきになる」です。

大人びた言い方なので、仕事の席でも落ちついて使えます。

異業種交流会で名の知れた方と名刺交換をした時、他社のイベントで有名企業の社長さんを紹介してもらった時に使います。

知っていると差がつくひと言なので、覚えておきましょう。


「お近づきになる」を使った例文

・『お近づきになれて光栄です』
・『いつかお近づきになりたいと、思っておりました』
・『お近づきになれて、嬉しく存じます』

「お近づきになる」の類語や敬語での言いかえ

こちらのフレーズの類語、そして丁寧な表現を見ていきましょう。

「お近づきになる」の類似表現

似ている言い方に「お噂はかねがね耳にしております」があります。

有名な方とお会いした時の、明るいひと言です。

「かねがね」「前々から」という意味が含まれています。

営業成績が良くて何度も表彰されているなど、腕のいいスタッフと初めて顔を合わせた時にも使えます。

「お近づきになる」の敬語表現

さらに丁寧な言い方に「ご厚誼を賜り、お礼申し上げます」が挙げられます。

ご厚誼とは深いお付き合い、長いお付き合いをあらわします。

年賀状にも引用できるひと言で「懇意に付き合っていただき、ありがとうございます」とお礼したい時に用いられています。

「お近づきになる」の返答や返信例

親睦会でこのようなひと言を告げられたら、お礼の言葉で返しておきましょう。

「こちらこそ、お目にかかれて光栄です」「弊社のスタッフが、常日頃からお世話になっております」とお伝えします。

まとめ

「お近づきになる」の適切な使い方を見てきました。

明るい表現を取り入れて、言葉の達人を目指していきましょう。