「いくらですか」というビジネス用語の「意味・使い方・例文・類語・敬語・英語表現」を分かりやすく解説していきます。
「いくらですか」とは?
「いくらですか」とは、「値段はどれくらいですか・料金(価格)は何円ですか」を意味しているビジネス用語です。
「いくらですか」というのは、「商品やサービスの値段(金額)を尋ねるときに使われる疑問形の言葉」なのです。
予算・見積もりの金額を聞くときにも使う表現です。
「いくらですか」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「いくらですか」という言葉は、「その商品(製品)・サービスの値段(価格)はどれくらいですか、何円ですか」を意味して使う使い方になります。
ビジネスの場面では、「おいくらでしょうか」の敬語として使われることが多くなっています。
使うときの注意点は、「ビジネスの商談・交渉などにおいていきなり敬語を使わずに“いくらですか”と尋ねることは失礼に当たることが多い」ということです。
話している内容や状況を見極めて、「おいくらでございましょうか・いかほどでございましょうか」などの敬語を適切に用いましょう。
「いくらですか」を使った例文
・『こちらの商品が気に入ったのですが、お値段はいくらですか』
・『ご葬儀の予算として考えておられるのはおいくらですか』
・『この度の新規プロジェクトでは少なくとも5人は専門スキルのある人材が必要となりますが、プロジェクト全体のご予算はおいくらですか』
「いくらですか」の類語や敬語での言いかえ
「いくらですか」を類語・敬語で言い替えると、どのような言葉になるのでしょうか。
「いくらですか」の類似表現
「いくらですか」の類似表現には、以下のようなものがあります。
・『いくらしますか』
・『何円ですか』
・『いくらかかりますか』
・『値段(金額)を教えてください』
「いくらですか」をほとんど同じ意味を持つ類似表現に言いかえると、「いくらしますか・いくらかかりますか」になります。
また「何円ですか・値段(金額)を教えてください」といったストレートな疑問文の類語で言いかえても、ほぼ同じ質問内容になります。
「いくらですか」の敬語表現
「いくらですか」の敬語表現には、以下のようなものがあります。
・『おいくらですか』
・『おいくらでございますか』
・『いかほどですか』
・『いかほどでございますか』
「いくらですか」を丁寧語に言いかえると「おいくらですか」になりますか。
丁寧な言い回しの敬語表現として、「いかほどですか」も挙げられます。
さらに謙譲語Ⅱ(丁重語)も加えると、「おいくらでございますか・いかほどでございますか」になります。
「いくらですか」の英語表現
「いくらですか」を英語で表現すると、“How much is it?”(いくらですか)などになります。
“How much would it be?”にすると、「おいくらでしょうか」の少し丁寧なニュアンスを表せます。
まとめ
「いくらですか」というビジネス用語について詳しく解説しましたがいかがでしたか。
「いくらですか」の意味・使い方・例文・類語・敬語・英語表現を調べたいときは、この記事の解説内容をチェックしてみてください。