この記事では、「読ませていただく」のフレーズについて、その意味やビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説します。
「読ませていただく」とは?
「読ませていただく」のフレーズは、「読む」と「させてもらう」の謙譲語表現の「させていただく」で構成された表現です。
したがって、「読ませていただく」は「読ませてもらう」の敬語表現となります。
「読ませていただく」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「読ませていただく」のフレーズは、「読む」と「させてもらう」で構成されたフレーズだと説明しましたが、単純に二つの言葉を繋ぐと、「読まさせていただく」となりますが、これは「さ入れ言葉」と呼ばれ、間違いとなります。
「〜せる」と「〜させる」の使い方を間違えぬようにする必要があります。
ちなみに、間違えて「さ入れ言葉」を使いやす表現としては、例えば「×座らさせてもらう→〇 座らせてもらう」や「×休まさせていただく→〇休ませていただく」や「×歌わさせてください→〇歌わせてください」等が挙げられます。
また、このフレーズは、上司から参考に読みなさいと渡された資料を受け取った際に、「ありがとうございます。
早速読ませていただきます」等と使われます。
一般的には「読ませていただきます」と丁寧な表現で使われます。
「読ませていただく」を使った例文
・『明日の会議までに、じっくりこの資料を読ませていただくつもりです』
・『早速読ませていただくことにします』
・『お借りした書籍は、今週中に読ませていただく予定です』
「読ませていただく」の類語や敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「読ませていただく」の類似表現
「読ませていただく」の敬語表現を一般表現にすると「読ませてもらう」になります。
「読ませていただく」の敬語表現
「読ませていただく」は敬語表現ですが、さらに丁寧な表現としては「読ませていただきます」となります。
「読ませていただく」の返答や返信例
何らかの資料や書籍を読むように勧め、それに対して「早速、読ませていただきます」等と返答された場合、さらに「是非読んでください」と返せば良いでしょう。
まとめ
「読ませていただく」は「読ませてもらう」の敬語表現です。
「読んでください」と勧められた際に、返答としてよく使われる表現です。