「詰めていきたいと考えております」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「詰めていきたいと考えております」とは?
これは、内容を具体化していきたいような状況で使用される言葉です。
「詰める」は、「短くする」や「押し込む」などの意味で使用されます。
たとえば、「丈を詰める」は短くすることであり、「荷物を詰める」は押し込むことになるのです。
なお、たとえば「内容を詰める」とすれば、内容を具体化するような意味になります。
ビジネスでは、詳細に決めていくようなことを「詰める」という言葉で表現する場合があるのです。
なお、「詰めていく」とすれば、「詰める」という行為を続けていく様子を表現できます。
そして「詰めていきたい」にすれば、それを望む気持ちを表現したものになるのです。
ここではそのように考えていることを、「考えております」という敬語で表現しているのです。
これらのことから、この言葉が内容を具体化していきたいような状況で使用されるものであると分かるのです。
「詰めていきたいと考えております」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
たとえば、ある計画について承認を受けたとします。
そのため、これから先は、細かい内容を具体化していきたいと考えていたのでした。
このようなケースで、「今後は詳細を詰めていきたいと考えております」と伝えるとよいでしょう。
これにより、細かい内容を具体化していきたいことを、上手に伝えられるのです。
この言葉を使うときは、「詰めていきたいと」の表現方法に注意するべきです。
これは「詰めていきたく」に置き換えできます。
また、「詰めてまいりたいと」で謙譲語にしてもよいでしょう。
「詰めていきたいと考えております」を使った例文
例文のように、前段に加える言葉次第で、それぞれ印象の違う表現にできるのです。
・『内容を詰めていきたいと考えております』
・『詳細を詰めていきたいと考えております』
・『今後の計画を詰めていきたいと考えております』
「詰めていきたいと考えております」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「詰めていきたいと考えております」の類似表現
たとえば、「詰めていきたく存じます」が類似表現になります。
これはどちらも、同じような意味で使えるのです。
「詰めていきたいと考えております」の敬語表現
これを別な敬語表現にすると、「詰めてまいりたいと考えております」に言い換えできます。
まとめ
このように、内容を具体化していきたいような状況で、この言葉を使用できます。
ビジネスでも使えるので、上手に活用するとよいでしょう。