「下記のお時間で訪問をさせていただきたく存じます」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「下記のお時間で訪問をさせていただきたく存じます」とは?
これは、文書で訪問時間を伝える場合に使用される言葉です。
「下記の」は、何かを以下に記した際に、それを指し示す目的で使用されます。
ここでは「お時間」を記したことを、表現しているのです。
また、「訪問をさせていただきたく」は、「訪問したい」という気持ちを、控えめに表現したものになります。
ここでは「させていただく」として、敬意を示すような言葉遣いにしているのです。
なお、「存じます」も謙譲語になっています。
これは「思う」を敬語に言い換えた形なのです。
これらのことから、この言葉が文書で訪問時間を伝える場合に使用されるものであると分かるのです。
「下記のお時間で訪問をさせていただきたく存じます」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
たとえば、ある人物を毎月訪問していたとします。
そして今月の訪問時間を、相手にメールで伝えることにしたのです。
このようなケースで、「今月は、下記のお時間で訪問をさせていただきたく存じます」と伝えるとよいでしょう。
これにより、下に書いた時間で訪問したいことを、上手に伝えられるのです。
この言葉を使うときは、「下記のお時間で」の表現方法に注意するべきです。
これは「以下のお時間で」に置き換えできます。
また、「以下に記載したお時間で」と言い換える手段もあるのです。
「下記のお時間で訪問をさせていただきたく存じます」を使った例文
例文のように、前段に少し言葉を加えると、自然な印象の表現にできるのです。
・『それでは、下記のお時間で訪問をさせていただきたく存じます』
・『今週は、下記のお時間で訪問をさせていただきたく存じます』
・『今回は、下記のお時間で訪問をさせていただきたく存じます』
「下記のお時間で訪問をさせていただきたく存じます」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「下記のお時間で訪問をさせていただきたく存じます」の類似表現
たとえば、「以下ののお時間で訪問をさせていただきたく存じます」が類似表現になります。
これはどちらも、同じような意味で使えるのです。
「下記のお時間で訪問をさせていただきたく存じます」の敬語表現
これを別な敬語表現にすると、「下記のお時間で訪問いたしたく存じます」に言い換えできます。
まとめ
このように、文書で訪問時間を伝える場合に、この言葉を使用できます。
ビジネスでも使えるので、上手に活用するとよいでしょう。