「ご指定の箇所を見たところ」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「ご指定の箇所を見たところ」とは?
これは、指定された部分を見た結果に言及する場合に使用される言葉です。
「指定」は、「指して定めること」を意味します。
つまり、具体的な箇所を提示するような様子を「指定」と表現できるのです。
また、「ご指定」とすれば、相手に敬意を表す表現になります。
ここでは接頭語を使い、敬意を示す意味を付け加えているのです。
なお、「箇所」は「場所」と同等の意味を持ちます。
ただし、全体における一部分を表すような意味で、「箇所」は使用されるのです。
さらに「見たところ」は「見た」という行為によって生じた結果を述べる様子を表しています。
これらのことから、この言葉が指定された部分を見た結果に言及する場合に使用されるものであると分かるのです。
「ご指定の箇所を見たところ」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
たとえば、ある書類について、修正してほしいとの指摘を受けたとします。
しかし、相手が指定してきた箇所は、このままでも特に問題ないように感じられたのです。
このようなケースで、「ご指定の箇所を見たところ、特に問題ないように感じました」と伝えるとよいでしょう。
これにより、指定された箇所を見た結果に言及する様子を、上手に表現できるのです。
これを使うときは、表現の方法に注意しましょう。
これは「ご指定の箇所を見た結果」に置き換えできます。
また、「指定された箇所を見たところ」と言い換える手段もあるのです。
「ご指定の箇所を見たところ」を使った例文
例文のように、前段の内容に合わせて、適した言葉を続けるとよいでしょう。
・『ご指定の箇所を見たところ、問題ないように感じました』
・『ご指定の箇所を見たところ、誤りを検出いたしました』
・『ご指定の箇所を見たところ、探していた情報が見つかりました』
「ご指定の箇所を見たところ」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「ご指定の箇所を見たところ」の類似表現
これに類似した表現として、「ご指定の場所を見たところ」があります。
「箇所」と「場所」は、同じような意味で使えるのです。
「ご指定の箇所を見たところ」の敬語表現
これを別な敬語にする場合、たとえば「ご指定いただいた箇所を見たところ」のように謙譲表現にする事ができます。
まとめ
このように、指定された部分を見た結果に言及する場合に、この言葉を使用できます。
ビジネスでも使えるので、上手に活用するとよいでしょう。