正しい表現なのか、迷ってしまうフレーズもあるものです。
「お伺いしたいです」の意味を学んでいきましょう。
「お伺いしたいです」とは?
「伺う」とは相手先を訪問することをいいます。
謙譲語としての響きがあるので、こちらが相手の企業や自宅を訪れる時に使います。
「〜したいです」は願望を示しているので「今後、訪問したい」という気持ちをあらわしています。
「お伺いしたいです」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「お伺いしたい」は「お」に「伺う」が組み合わさっているので、二重敬語にあたります。
ただ文化庁の報告によると「習慣として定着している」言葉のひとつにあたります。
適切ではないもののビジネス会話として馴染んでいる表現なので、あまり神経質にならずに用いておきましょう。
もし文法が気になるのであれば、他の言葉も学んでおくと安心です。
「お伺いしたいです」を使った例文
・『ぜひ新スタジオにお伺いしたいです』
・『来週お伺いしたいのですが』
・『新入社員のご紹介を兼ねて、お伺いしたいです』
「お伺いしたいです」の類語や敬語での言いかえ
こちらのフレーズの類語、そして言いかえの表現を見ていきましょう。
「お伺いしたいです」の類似表現
同じような言い方に「お会いしたいです」もあります。
「伺いたいです」よりも、感情のこもった表現になっています。
「新しい商品が入りましたので、ぜひお会いしたいです」のように用いていきましょう。
「お伺いしたいです」の敬語表現
さらに丁寧な言い方に「ご挨拶のためお伺いできればと存じます」や「ご説明させていただきたいので、お会いできれば幸いです」があります。
いずれも丁寧な言葉を重ねているので、失礼にあたらず売り込みできます。
「来週東京に行く予定があるのですが、ご挨拶のためお伺いできればと存じます」のように引用してみましょう。
「お伺いしたいです」の返答や返信例
訪問したいという言葉をもらったら、その内容に応じてお会いすべきか判断していきます。
お受けする場合は「ご提案ありがとうございます。ぜひ詳しいお話をお聞きしたいので、打ち合わせをお願いします。」とお返しします。
まとめ
「お伺いしたいです」を説明しました。
言葉の引き出しを増やして、仕事のできる人に格上げしていきましょう。