正しい敬語を知っておくと、物おじしなくなるもの。
「昨日」の正しい使い方を見ていきましょう。
「昨日」とは?
「昨日」は「きのう」あるいは「さくじつ」と読みます。
いずれも1日前のことをいいます。
少し前の過去をあらわすのが、昨日といえるでしょう。
「昨日」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
前日の出来事をあらわすのが「昨日」というフレーズです。
「昨日は大変お世話になりました」と引用します。
一方で電話など会話文では「きのう」と読むと、友達同士の会話に聞こえることも。
大人びた言い方にしたいのなら「さくじつ」と読んで、丁寧な言い方に思えるよう整えていきましょう。
「昨日」を使った例文
・『昨日はありがとうございました』
・『昨日は滞りなく済んで、安堵しております』
・『昨日は朝早くからお越しいただき、お礼申し上げます』
「昨日」の類語や敬語での言いかえ
こちらのフレーズの類語、そして敬いの言葉を見ていきましょう。
「昨日」の類似表現
よく似た言い方に「先日」も挙げられます。
昨日と同じく過去をあらわしますが、昨日よりも一定の時間が経った後に用いるのが「先日」になります。
最低でも3〜5日以上空けた場合に用いることが多いので、心得ておきましょう。
同じような言葉に、ひと月前をあらわす先月、2か月前をしめす先々月があります。
「昨日」の敬語表現
「昨日」の敬語表現はそのまま「昨日」になります。
読み方は「さくじつ」となるので、気を付けておきましょう。
「昨日は何から何までご厄介になり、失礼いたしました」のように用いていきます。
また昨日の夜であれば「昨夜」とし、お礼を述べていきましょう。
「昨夜の食事会では隣の席に座れて、大変心強かったです。
またお会いする機会がありましたら、宜しくお願いいたします」と引用します。
「昨日」の返答や返信例
昨日に関するお礼やお詫びの文が届いたら、その内容を読んで返事をしていきましょう。
楽しい内容であれば「こちらこそ、楽しいひとときを過ごさせていただきお礼申し上げます」とし、お詫びの内容であれば「いえいえ、あまりお気になさらずお願いいたします」と返します。
まとめ
「昨日」について見てきました。
正しい使い方を知って、敬語力を上げていきましょう。