何かあれば連絡して欲しいと、お伝えしたい時もあります。
「何か不備等がございましたら」を見ていきましょう。
「何か不備等がございましたら」とは?
この場合の「不備」とは、完全に揃っていない状況をいいます。
資料に漏れがある、マニュアルに記載ミスがあるなど、業務をおこなうのに支障があることを指しています。
「何か不備等がございましたら」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
こちらの文言は不足があれば、すぐに連絡が欲しい場合に使います。
「ございましたら」の後には「お知らせください」等の文を補っておきましょう。
また「不備等」の「等」を付け加える場合は「何か不備等ございましたら」と「が」を取った方が、収まりが良くなることもあります。
細かい点ですが、スムーズな文でお願いできるよう調整していきましょう。
「何か不備等がございましたら」を使った例文
・『何か不備等ございましたら、ご連絡ください』
・『何か不備等ございましたら、ご指摘ください』
・『不備等ございましたら、ご教示ください』
「何か不備等がございましたら」の類語や敬語での言いかえ
こちらのフレーズの類語、そして敬いの言い方を見ていきましょう。
「何か不備等がございましたら」の類似表現
よく似ている言い方に「不備などありましたら」が挙げられます。
「万が一不備などありましたら、お気軽にお問い合わせください」とお伝えする際に用いられています。
「ございましたら」に比べて親しみやすい表現になるので、相手の方と壁を作りたくない時に向いています。
困ったことがあったら、すぐ返信が欲しい時に用いてみましょう。
「何か不備等がございましたら」の敬語表現
さらに丁寧な言い方に「不備等ございましたら、ご教示いただけますでしょうか」あるいは「不備等ございましたら、お知らせいただければ幸いです」が挙げられます。
へりくだってお願いする姿勢があらわれています。
メールの文末に用いてみましょう。
「何か不備等がございましたら」の返答や返信例
「何かあれば教えて欲しい」と記載してあったら「お気遣いいただき、申し訳ございません。
不明点がありましたら、迅速にご連絡いたします」とお返しします。
まとめ
「何か不備等がございましたら」を解説しました。
迷いやすい日本語を正しく知って、仕事力を引き上げていきましょう。