センス良く、お別れの言葉を言いたい時もあるもの。
「またお目にかかれるのを待ち望んでいます」を見ていきましょう。
「またお目にかかれるのを待ち望んでいます」とは?
「お目にかかる」とは「会う」の謙譲語のこと。
「待ち望む」は「そうであったら、いいな」という願望を述べた言い方になります。
またお会いしたいこと、会えたら嬉しいと思う気持ちを示しています。
「またお目にかかれるのを待ち望んでいます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
こちらのフレーズは時と場を選んで、使いたい日本語です。
とくに後半の「待ち望んでいます」は、少々大げさに聞こえることも。
来週会うことが決まっている相手、よく顔を合わせている方には用いないようにしましょう。
また上から目線に思えることもあるので、柔らかい言い回しも心得ておきたいです。
「またお目にかかれるのを待ち望んでいます」を使った例文
・『機会がありましたら、またお目にかかれるのを待ち望んでいます』
・『次のイベントで、お目にかかれるのを願っております』
・『またお目にかかれる日を、心待ちにしております』
「またお目にかかれるのを待ち望んでいます」の類語や敬語での言いかえ
こちらのフレーズの類語、そして敬いの言葉を見ていきましょう。
「またお目にかかれるのを待ち望んでいます」の類似表現
同じような言い方に「またお目にかかれるのを願っております」や「またお目にかかれるのを楽しみにしております」があります。
いずれも語尾を「おります」でまとめているので、丁寧に思いを告げられます。
しっかりしている人と印象づけられるので、頭に入れておきましょう。
「またお目にかかれるのを待ち望んでいます」の敬語表現
さらに丁寧な言い方に「またお目にかかれる日を心待ちにしております」があります。
「待ち望んでいます」よりも格上の言い方にあたるのが「心待ちにしております」です。
目上の方やお客様に使えるので、頭の引き出しに入れておきましょう。
「またお目にかかれるのを待ち望んでいます」の返答や返信例
嬉しいひと言をいただいたら「ありがとうございます」や「こちらこそ、お会いできることを楽しみにしております」と返します。
まとめ
「またお目にかかれるのを待ち望んでいます」を見てきました。
ふさわしい言い回しを学んで、言葉の達人を目指しましょう。
