この表現を用いていいのか、疑問符が付くこともあるもの。
「ずっと」の正しい使い方を見ていきましょう。
「ずっと」とは?
「ずっと」とは、継続的にその状態が続いていることを指します。
1日や2日ではなく、ある程度の長い期間同じことが続いている様子をあらわします。
「ずっと」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
知人との会話で「ずっと肩こりに悩まされています」や「連休はずっと、家でゆっくりしています」というのは許されても、仕事でのシーンは許容されないことも。
上司や取引先に「ずっと」を連呼していると、幼く聞こえてしまうことがあるからです。
また「ずっと」の定義は曖昧です。
いつからいつまでと明確な線引きがないので、数字を大切にする現場においては、うまく意思疎通が図れずトラブルの原因になることがあるかもしれません。
その他の言い方も見つけておき、社会人らしい表現に整えていきましょう。
「ずっと」を使った例文
・『ひっきりなしに、お客様からの問い合わせが相次いでいます』
・『年内は〇日まで、引き続き営業しております』
・『〇月以降、こちらのエリアを担当しております』
「ずっと」の類語や敬語での言いかえ
このフレーズの類語、そして丁寧な言い方を見ていきましょう。
「ずっと」の類似表現
同じような言い方に「ひっきりなしに」「立て続けに」「休む間もなく」もあります。
「ずっと」よりも大人びた言い方に聞こえるので、仕事場でも安心して使えるでしょう。
「車内広告を出してから、休む間もなくご予約の電話がはいっています」のように使っていきます。
「ずっと」の敬語表現
さらに丁寧な言い方に「〇日以降」や「〇月から」という言い方もできます。
お客様対応の現場、そして商談のシーンで使えます。
「ずっとこちらを担当しています」というより「去年の4月から、こちらのエリアを担当しております。
よろしくお願いいたします」とご挨拶する方が安心感のある言い方になります。
具体的な数字と年月を入れていき、信憑性のあるフレーズに整えていきましょう。
「ずっと」の返答や返信例
「ずっと」にまつわる文をいただいたら、その内容に応じて返信しておきましょう。
もし疑問点があれば「恐れ入ります」と断って、質問していきます。
まとめ
「ずっと」についてお知らせしました。
曖昧な表現を正しく学んで、仕事を楽しく進めていきましょう。