お知らせ文の作成に、悩んでしまうことも。
「ご興味のある方」の正しい使い方を見ていきましょう。
「ご興味のある方」とは?
この場合の「興味」とは、こちらが企画した催し物やイベントに関心があることを指します。
「方」は大勢の人をあらわしているので、不特定多数の方にお知らせする文で使われます。
「ご興味のある方」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
イベント時にブースを開き、自由に見学して欲しい時などに使います。
またパンフレットやチラシを置いておき「ご自由にお取りください」と言いたい時に使います。
一方でこちらの言い方は、個人のビジネスメールには使えない表現です。
「ある方」は不特定多数の人々をあらわすので、個別のメールで用いると不自然な表現になります。
他の言い方も心得ておきましょう。
「ご興味のある方」を使った例文
・『ご興味のある方は、お気軽にご覧ください』
・『ご興味のある方は、ご自由にお持ちください』
・『ご興味のある方は、ご連絡ください』
「ご興味のある方」の類語や敬語での言いかえ
こちらのフレーズの類語、そして丁寧な言い方を見ていきましょう。
「ご興味のある方」の類似表現
よく似た言い方に「ご興味をお持ちの方は」も挙げられます。
「ご興味をお持ちの方は、お気軽に体験レッスンをご予約ください」とリーフレットに書く時に使えます。
「ご興味のある方」よりも少しだけ、上品な言い方になっています。
「ご興味のある方」の敬語表現
個人宛のメールに落とし込みたいのなら「ご興味をお持ちでしたら」や「ご興味をお持ちいただけましたら」が挙げられます。
「少しでもご興味をお持ちでしたら、ご都合のよろしい日時にお伺いいたします。
よろしくお願いいたします」のように用いてみましょう。
「ご興味のある方」の返答や返信例
大勢に向けた呼びかけの言葉であれば、律儀に返信をしなくてもいい場合も。
その内容に応じた、適した行動を取っていきましょう。
もし詳しい資料が欲しい場合は「恐れ入ります。
御社の〇〇に関心があるのですが、詳しい資料をいただけますか」とお伝えします。
まとめ
「ご興味のある方」の解説をしました。
曖昧なフレーズを正しく学んで、仕事の現場に役立ててください。