出世した時の挨拶文に、迷うこともあるもの。
「責任の重大さに身の引き締まる思いです」を見ていきましょう。
「責任の重大さに身の引き締まる思いです」とは?
この場合の「責任」とは、大きな役割を与えてもらった時の責務をあらわします。
また「身の引き締まる思い」とは、新しい環境を前にして緊張する心をしめしています。
課長や部長、チームリーダーに昇格した時の挨拶文として用いられています。
「責任の重大さに身の引き締まる思いです」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
昇格や昇進の挨拶として引用できる表現ですが、一般的には「責任の重大さ」よりも「責任の重さ」が用いられています。
間違いではありませんが、前例に倣いたいのなら「責任の重さに身が引き締まる思いです」を採用していきましょう。
また新天地で挨拶する時は、取って付けたような言葉よりも、自分の言葉で話す方が聴衆の心に響くことがあります。
アレンジを加えつつ、新しい環境を全力で楽しみましょう。
「責任の重大さに身の引き締まる思いです」を使った例文
・『本部長に指名され、責任の重さに身の引き締まる思いです』
・『開発部のリーダーを任され、責任の重さに身の引き締まる思いです』
・『東京支店のマネージャーになり、責任の重さに身の引き締まる思いです』
「責任の重大さに身の引き締まる思いです」の類語や敬語での言いかえ
こちらのフレーズの類語、そして敬いの言い方を見ていきましょう。
「責任の重大さに身の引き締まる思いです」の類似表現
似ている表現に「〇〇としての重みを、感じております」も挙げられます。
大役を任せられた時の挨拶文、スピーチ文として使えます。
「サブリーダーとしての重みを感じております」のように用います。
「精一杯取り組みますので、どうぞよろしくお願いいたします」など周囲の方へ、協力をお願いする文も加えていきましょう。
「責任の重大さに身の引き締まる思いです」の敬語表現
さらに丁寧な言い方に「簡単な道のりではございませんが、一歩ずつ踏みしめてまいります」や「これまで先輩方が築いてきた歩みを汚すことのないよう、精進してまいります」が挙げられます。
「責任の重大さに身の引き締まる思いです」の返答や返信例
昇進の挨拶文であればその内容に耳を傾けて、スピーチ終了後に拍手を送っておきましょう。
まとめ
「責任の重大さに身の引き締まる思いです」について解説しました。
他の表現も取り入れて、自分らしい敬語を組み立ててみてください。