この記事では「後ほど伺わせていただきます」について解説をします。
「後ほど伺わせていただきます」とは?
後でそちらに行きます、後で訪ねます、という意味です。
「後ほど」は、少し時間が経ったころのことをいいます。
何分後、何時間後という定義はありませんが、当日中を指すことが多いです。
「伺わ」は「伺う」のことで、「訪れる」「訪問する」の謙譲語です。
「せていただきます」は、相手に許しを求めて行動する意を表します。
「後ほど伺わせていただきます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、少ししてから話し手がある場所を訪れることを伝えるために用います。
訪問先の人を敬う表現をしており、目上の人に対して述べても失礼にはなりません。
これから他人の家や会社などを訪れるなら、事前にそのことを知らせておきましょう。
突然訪れると相手の方で準備ができていないので、迷惑をかけてしまいます。
手の離せない仕事をしているかもしれません。
片付けが必要かもしれません。
そういった都合があるので、事前に伝えておくことが大切です。
余裕をもって事前に伝えておけば、相手の方で客を迎える準備ができます。
「後ほど」は少し後のことで、「何時」とはっきり伝えているのではありません。
訪れる時間がわからないと、相手の方で対応をするときに困ってしまうことでしょう。
そのため、訪れる時間を伝えておくことが望ましいです。
伝えた時間よりも遅くなるときは知らせをしましょう。
「後ほど伺わせていただきます」を使った例文
・『後ほど伺わせていただきます。○○時ころになる予定です』
「後ほど伺わせていただきます」の返答や返信例
少ししたらやって来るので、「待っています」という意を伝えるとよいでしょう。
気をつけて来るように気遣いを示すことも忘れないでください。
こちらが訪れることを了承しているので、この言葉が返ってきているはずです。
そのため、「来ないでください」という返答はしません。
もしも都合が悪くなってしまったならば、「申し訳ない」という意を示しながら、訪れてもらうことを断ります。
時間帯を変えてもらったり、別の日にしてもらったりすれば、訪れてもらっても差し支えないなら、都合がよい時間や日にちを伝えておきます。
まとめ
この言葉は、話し手が聞き手のところを訪れるときに用いるものです。
訪れる時間がいつなのかも伝えた方が、相手が人を迎える準備ができて助かるので、到着するであろう時間も伝えておきましょう。