「再度検討させていただきます」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「再度検討させていただきます」とは? ビジネス用語【一語】

業務をしていて、返答に悩むこともあるもの。

「再度検討させていただきます」を見ていきましょう。

「再度検討させていただきます」とは?

この場合の「再度」とは「もう一回」をあらわしています。

「検討」は提案を受け取るのか、断るのかじっくり考えることを指します。

一度はお断りしたものの、状況が変わって再検討する時に用いられています。

「再度検討させていただきます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

再検討の時に用いるフレーズなので、初めて取り扱う事柄には用いないようにしましょう。

またこの言葉のみを使用すると、上から目線に聞こえてしまう、あるいは恩着せがましく感じられることもあるかもしれません。

フォローの言葉を入れつつ、思いやりのある文に仕上げていきましょう。


「再度検討させていただきます」を使った例文

・『大変申し訳ございませんが、再度検討させていただきます』
・『少々お時間をいただき、再度検討させていただきます』
・『社内に持ち帰って、再度検討させていただきます』

「再度検討させていただきます」の類語や敬語での言いかえ

こちらのフレーズの類語、そして敬いの表現を見ていきましょう。

「再度検討させていただきます」の類似表現

似ている言い方に「再考させていただきます」「再考いたします」もあります。

再考は、もう一度考えることを示しています。

「お時間を頂戴いたしますが、こちらの件について再考させていただきます」のように用います。

一方で「再考」「考え直す」という否定的なニュアンスも含まれます。

「検討」との違いを認識しておきましょう。

「再度検討させていただきます」の敬語表現

さらに丁寧な言い方に「今一度検討させていただきます」「今一度検討いたします」も挙げられます。

「今一度」「繰り返し、再度」と同じニュアンスが含まれています。

事務的な「再度」よりも上品な言い方に聞こえるので、目上の方に伝えたい時はこちらのフレーズを用いておきましょう。

「再度検討させていただきます」の返答や返信例

こちらの文言を貰ったら「良いお返事をお待ちしております」とお伝えします。

ビジネスの現場で常套句のように用いられているひと言なので、爽やかに用いてみましょう。

まとめ

「再度検討させていただきます」をお伝えしました。

正しい意味を知って、敬語の上級者を目指していきましょう。