言い方が気になる敬語もあるもの。
「ご確認いただけませんでしょうか」の正しい使い方を見ていきましょう。
「ご確認いただけませんでしょうか」とは?
「ご確認」とは、相手に見てもらうこと。
「いただく」という謙譲語としてのニュアンスが入るので、自分を低く見立ててお願いしたい時に使います。
「ご確認いただけませんでしょうか」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
文法としては間違いにあたりませんが、カジュアルな場だと場違いに思われることも。
言葉を重ねすぎてしまうとかえって野暮ったく捉えられてしまうので、状況に合わせて引き算していきましょう。
「ご確認いただけませんでしょうか」を使った例文
・『こちらの資料を、ご確認いただけませんでしょうか』
・『明日までにご確認いただけませんでしょうか』
・『お手数ですが、ご確認いただけませんでしょうか』
「ご確認いただけませんでしょうか」の類語や敬語での言いかえ
こちらのフレーズの類語と、敬いの言い方を見ていきましょう。
「ご確認いただけませんでしょうか」の類似表現
同じような言い方に「ご確認いただけないでしょうか」もあります。
こちらも同様の訳になって、謙虚にお願いしたい時に用いられています。
「お時間を取って申し訳ありませんが、ご確認いただけないでしょうか」のように使用してみましょう。
「ご確認いただけませんでしょうか」の敬語表現
さらに丁寧な言い方に「ご高覧のほど、よろしくお願いいたします」が挙げられます。
「ご高覧」は相手が見ることを最大級に高めた言い回しです。
知っていると教養のある人に見られるので、言葉のポケットに入れておきましょう。
「ご確認いただけませんでしょうか」の返答や返信例
先方からこのようなお願いを受けたら、ありがたく了承します。
「確認させていただきますので、少々お待ちください」や「承知いたしました。
社内のチェックに回しますので、少々お時間を頂戴いたします」とします。
精査まで時間がかかる場合は「〇曜日までにお返事いたします」と目安を綴っておきましょう。
まとめ
「ご確認いただけませんでしょうか」を解説しました。
曖昧な言葉を、正しく学んでいきましょう。
