「お見積もりをいただきたく存じます」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「お見積もりをいただきたく存じます」とは? ビジネス用語【一語】

「お見積もりをいただきたく存じます」とは?

ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。

「お見積もりをいただきたく存じます」とは?

「お見積もりをいただきたく存じます」は、見積もりをもらいたい場合に使用できる言葉です。

「見積もり」は、「見積もる」という動詞を活用して名詞化したものです。

また、「見積もる」は、不確かな事物の数量や金額を、何かを基準にして予測して算出することです。

さらに、ここでは「いただきたく存じます」という言葉を組み合わせて使用しています。

「いただきたく」「もらう」を意味する謙譲語の「いただく」に、願望を示す「たく」を付与したものです。

さらに、「存じます」は、「思う」を意味する謙譲語の「存ずる」に丁寧語の「ます」を付与した言葉です。

「お見積もりをいただきたく存じます」のビジネスでの使い方、使うときの注意点

それでは、ビジネスで「お見積もりをいただきたく存じます」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。

たとえば、あなたが取引先に見積もりをお願いすることにしたとします。

その見積もりをもとに、社内で申請を上げる予定にしていたのです。

このような場合には、「できれば来週末までに、お見積もりをいただきたく存じます」と述べるとよいでしょう。

これにより、相手に見積もりをしてほしいと思っていることを、敬意を含む表現で伝達できるのです。

この言葉を使用する際には、「存じます」の使い方に注意しましょう。

これは文語的な表現だと言えます。

つまり、会話などで使用すると、少し違和感のある表現なのです。

それなりにフォーマルな場面でないと、聞いた相手が違和感を感じることになるのです。


「お見積もりをいただきたく存じます」を使った例文

「お見積もりをいただきたく存じます」を使った例文を挙げます。

例文のように、そのままでも使用できますし、期日などを一緒に述べるのもよいでしょう。

・『お見積もりをいただきたく存じます』
・『できれば今月中に、お見積もりをいただきたく存じます』
・『可能であれば明日の朝までに、お見積もりをいただきたく存じます』

「お見積もりをいただきたく存じます」の類語と敬語での言いかえ

「お見積もりをいただきたく存じます」の類語と敬語を解説していきます。

「お見積もりをいただきたく存じます」の類似表現

「お見積もりをいただきたく存じます」の類似表現には、「お見積もりいただきたく存じます」があります。

「お見積りをいただく」「お見積りいただく」は、同じような意味で使用できる言葉なのです。

「お見積もりをいただきたく存じます」の敬語表現

「お見積もりをいただきたく存じます」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。

たとえば「お見積もりいただけますと幸いです」に言いかえできます。

まとめ

このように「お見積もりをいただきたく存じます」は、相手に見積もりをお願いする場面で使用できるフレーズです。

ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。