「ご参照ください」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「ご参照ください」とは? ビジネス用語【一語】

曖昧な表現をつぶしておくと、敬語に対する苦手意識も消えるもの。

「ご参照ください」の正しい使い方を知っておきましょう。

「ご参照ください」とは?

「参照」とは照らし合わせて、参考にすることをいいます。

「ください」は促す表現なので、例えば講演や会議、プレゼンの場で資料に目を通して欲しい時に使います。

あるものを見て欲しい時、参考にして欲しい時に用いてみましょう。

「ご参照ください」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

「ご参照ください」を用いる時は何を見て欲しいのか、具体的な説明を必ず補足しておきましょう。

ビジネスメールに添付ファイルを加える時は、具体的なファイル名を添えておくと親切な言い方に。

また配った資料であれば「配布資料の〇ページ」と具体的に伝えると、混乱を防ぐことができます。

何を参照して欲しいのか、丁寧な説明を心がけてみましょう。


「ご参照ください」を使った例文

・『お手元にある資料の、5ページ目をご参照ください』
・『詳しい説明は、添付ファイルのBをご参照ください』
・『注意事項につきましては、これからお渡しする資料をご参照ください』

「ご参照ください」の類語や敬語での言いかえ

こちらのフレーズの類語、そして丁寧な表現を見ていきましょう。

「ご参照ください」の類似表現

同じような言い方に「ご確認ください」も挙げられます。

「ご確認ください」「ご参照ください」よりも使用頻度が高く、先方にある事項を確認して欲しい時に使います。

「本日の会議の決定事項につきましては、こちらの資料をご確認ください」のように用いてみましょう。

「ご参照ください」の敬語表現

さらに丁寧な言い方にしたいなら「ご参照くださいますよう、お願い申し上げます」と語尾を整えます。

株主総会で株主の方に、配布資料を見て欲しい時などに用いてみましょう。

「ご参照ください」の返答や返信例

講演会等で「ご参照ください」と言われたら、指示された項目にかならず目を通しておきます。

また個人間のメールで引用されていたら、相手の指示にしたがって作業を進めていきましょう。

「承知いたしました」など返答文をお送りして、ひとつ先に仕事を進めていきたいです。

まとめ

「ご参照ください」を解説しました。

迷いやすい表現を適格に学んで、仕事力に役立ててください。