「お送りいたしました」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「お送りいたしました」とは? ビジネス用語【一語】

「お送りいたしました」という言葉は営業や事務など、会社にいるどんな仕事をしている人にも共通に使われています。

使う上で必要な情報である意味や使い方。

返答の仕方などを簡単に説明しますので、自分の知識の1つとして覚えておきましょう。

「お送りいたしました」とは?意味

「お送りいたしました」「お送り」とは「送る」「お」をつけることで敬語になり、丁寧な言い回しで「届ける」「相手に届くように手配する」という意味があります。

「いたしました」「しました」を目上の人に対して使えるよう謙譲語にしたもので、意味もそのまま「しました」「した」という意味になります。

両方を合わせると「あなたに届くように手配しました」という意味合いとして使われます。

「お送りいたしました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

「お送りいたしました」という言葉は社内であれば上司やそれ以上の幹部の人たちに対して、頼まれた書類や報告書、その他の必要書類を提出する場合に使われます。

この言葉を使うタイミングとしては、「いたしました」と過去形なので書類を送った後に報告するという意味合いで主に用いられています。

もちろん、社外の人に対して必要書類を送ることもあり、前後に持ってくる言葉も使い分けて使います。

書類を提出する場合、内容をしっかりと確認して間違いがない状態にしておく必要があります。

誤字脱字がある場合は修正する手間が発生し、書類に重要な数値がのっている場合はその間違い1つで大きなトラブルにも繋がるので充分注意しましょう。


「お送りいたしました」を使った例文

・『先ほどお電話いただきました資料をお送りいたしました。ご確認よろしくお願いいたします』
・『4月分の請求書をお送りいたしましたので、ご検収お願いいたします』
・『本日提出期限の書類をお送りいたしました。遅くなって申し訳ありませんが、よろしくお願いします』

「お送りいたしました」の返答や返信例

「お送りいたしました」という言葉を受けた側は、ビジネスに関する書類を郵送またはメールで受け取ったという状況にあります。

その際の返答の仕方として正しいのは「了解しました。

また、今後については書類が確認でき次第指示します」
というように簡潔かつ社会人らしい敬語で返答し、確認する旨と今後についてのことを伝えるようにしましょう。

まとめ

ここでは「お送りいたしました」という言葉の意味や使い方など例文を用いて簡単に説明してきました。

ビジネスでも多く取り扱われる書類を郵送やパソコンからメールで送るといった処理は、誰でも経験する作業とも言えます。

説明したことをしっかりと理解し、上手く会話や文章に取り入れていきましょう。