日時の経過をあらわしたい時も。
「経とうとしています」の正しい使い方を見ていきましょう。
「経とうとしています」とは?
「〜しようとしています」とは、もうすぐそうなる状況を示しています。
例えば「お店を開いて、3年が経とうとしています」とすると、あと数日で丸3年の月日が経つことをあらわしています。
時間の流れを感じさせる、風情ある表現といえるでしょう。
「経とうとしています」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
これまでの歩み、足取りを考える時にいいのが「経とうとしています」という表現です。
この文を用いる時は「3年」や「1年」といった具体的な時間をあらわします。
ひとつの区切りを迎える時に用いるケースが多いので、それ以外の場で使わないよう心掛けておきましょう。
「経とうとしています」を使った例文
・『父が天国に旅立って、5年が経とうとしています』
・『乗馬を習い始めて、3か月が経とうとしています』
・『この塾に来て、半年が経とうとしています』
「経とうとしています」の類語や敬語での言いかえ
同じような言葉と、敬いの表現を見ていきましょう。
「経とうとしています」の類似表現
同じような言い方に「月日が流れようとしています」が挙げられます。
例えば「入学して、半年の月日が流れようとしています」だと、あと少しで半年を迎えることを指します。
「月日の流れ」とすることで、ビュンビュン過ぎ去っていく日時をイメージできるでしょう。
「経とうとしています」の敬語表現
さらに丁寧な言い方に「時間が経っております」が挙げられます。
「月日が経つのは早いもので、入学からおよそ半年の時間が経っております」のように用います。
大勢の方の前でスピーチをおこなう際にも、適した言い方といえるでしょう。
「経とうとしています」の返答や返信例
時間の流れの速さを感じさせてくれる「経とうとしています」を受けたら、どのように答えればいいでしょうか。
「おっしゃる通り、あっという間の1年でした」や「色々なことをお感じになった、充実した1年だったのではないでしょうか」など、相手の気持ちに共感する言葉を選んでおきましょう。
まとめ
「経とうとしています」を見てきました。
他の言い回しも覚えて、ボキャブラリーを増やしていきましょう。