この記事では「業務を引き継ぐこととなり」のフレーズの意味や、ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説します。
「業務を引き継ぐこととなり」とは?
「業務を引き継ぐこととなり」のフレーズにおける「業務」は「職業として行う仕事のこと」を意味する言葉で、ビジネスにおいては、「仕事」とほぼ同義として使われる言葉です。
次の「引き継ぐ」は「仕事内容などの受け渡しをすること」を意味する言葉です。
また「こととなり」は「ことになり」と言い換えることができます。
したがって「業務を引き継ぐこととなり」のフレーズは「仕事を後任者に渡すことになり」や「仕事を前任者から受けることになり」といった意味の表現となります。
「業務を引き継ぐこととなり」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「業務を引き継ぐこととなり」のフレーズは、「なる」の連用形の「なり」で終っているので、これで文章が完結することはなく、この後ろには「ました」等の言葉が続けられます。
また、このフレーズは取引先の方に対する、引き継ぎの挨拶メールでよく使われるものです。
前任者が後任者に「業務を引き継ぐことになった」と言う場合にも、逆に後任者が前任者から「業務を引き継ぐことになった」と言う場合にも、前後の文章を上手く構成すればいずれにも使えます。
「業務を引き継ぐこととなり」を使った例文
・『この度、前任の〇〇から業務を引き継ぐこととなりました??でございます』
・『転勤により、後任の〇〇に業務を引き継ぐこととなりました』
「業務を引き継ぐこととなり」の類語や敬語での言いかえ
「業務を引き継ぐこととなり」の類似表現や敬語をみていきましょう。
「業務を引き継ぐこととなり」の類似表現
「業務を引き継ぐこととなり」のフレーズは「仕事を引く継ぐことになり」や「担当を引き継ぐこととなり」等と言い換えることができます。
「業務を引き継ぐこととなり」の敬語表現
このフレーズは敬語表現に言い換えて使われることはなく、前後の文章で敬語を使うことで、目上の人に使える文章が構成されます。
しかし敢えて敬語表現とするなら「ご担当を引き継ぐこととなり」とすることもできます。
「業務を引き継ぐこととなり」の返答や返信例
後任者からの挨拶の場合は、「よろしくお願い申し上げます」と返信し、前任者からの挨拶の場合は、「長らくお世話になりありがとうございました。
今後のご活躍をお祈り申し上げます」等と返信するのがお勧めです。
まとめ
「業務を引き継ぐこととなり」のフレーズは「仕事を後任者に渡すことになり」や「仕事を前任者から受けることになり」といった意味の表現となります。