「使いこなす」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「使いこなす」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「使いこなす」について解説をします。

「使いこなす」とは?意味

そのものが持っている力を十分に発揮できるように使うこと、という意味です。

物が持っている性能などを十分に発揮させるように使うことや、人の個性や特徴などを十分に発揮させるように、それぞれの人に仕事を与えることをいいます。

「こなす」は漢字では「熟す」と書きます。

「こなす」には、自分の思うままにするという意味があります。

「使いこなす」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、ものが持っている性能などを十分に発揮させる使い方をするようなときに用います。

会話の中でこの言葉だけで使うことは少なく、「〜ことができます」など他の言葉とともに使うことが多いです。

たとえば、パソコンで使う新しいソフトを導入することになったとします。

新しいものなので、職場の人たちはまだ使えない人が多いです。

しかし、こういったことが得意な人もいて、その人はすでにうまく使っています。

そのソフトの使い方を熟知しており、それが持つ機能を十分に活かした使い方をしています。

この人が行っていることが「使いこなす」が意味するものです。

今度は別の事柄で説明をします。

ある企業では酢の製造・販売を行っています。

自社の商品の売り上げを伸ばすために、自社の酢を使ったレシピをホームページで紹介しています。

このレシピを見れば、酢を上手に使った料理を作ることができます。

これを「酢を使いこなすレシピ」などといいます。


「使いこなす」を使った例文

・『誰でも使いこなすことができるように考えられています』
・『○○を使いこなすことができると、このようなこともできます』

「使いこなす」の返答や返信例

どのような場面なのか、この前後に何が伝えられているかによって、返す言葉が変わります。

「○○さんは□を使いこなすことができるのですよ」と会話をしているとします。

そういったときは、それへの感想を伝えるとよいでしょう。

自分は使いこなすことができないならば、「○○さんは使いこなすことができてすごいな」など感想を持つかもしれません。

そういった自分の考えを述べるとよいでしょう。

「使いこなすことができますか」と尋ねられているなら、できる・できないを答えます。

まとめ

この言葉は、ものが持っている力を十分に発揮させて使うことを意味しています。

会話の中では、この言葉の前後に別の言葉を続けて使うことが多いです。