この記事では「夏本番を迎えるこの頃」について解説をします。
「夏本番を迎えるこの頃」とは?意味
本格的な夏となるこのごろ、という意味です。
「夏本番」は、暑さが厳しい本格的な夏をいいます。
「本番」には、本格的にその時期になること、その物事の最盛期であることという意味があります。
「迎える」は、ある時期や段階を目の前にする、ある時期や段階が訪れるという意味です。
「この頃」は、近い過去から現在にかけての期間をいいます。
時間的な幅を持った、過去から現在までを指す言葉です。
「夏本番を迎えるこの頃」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、手紙やメールであいさつとして使用をします。
改まった手紙には書き方があり、4つのブロックで構成されています。
1つめは前文です。
この部分には、頭語、今の季節を伝える時候のあいさつ、相手を気遣う言葉を書きます。
2つめは主文です。
この部分には、手紙の目的や用件を書きます。
3つめは末文です。
この部分には、結びのあいさつとして相手を気遣う言葉や、用件を総括する言葉、結語を書きます。
4つめは後付で、この部分には書いた日付、差出人、宛名を書きます。
この言葉は、最初のあいさつで使われるものです。
「夏本番」と季節の感じを表しています。
暑さが厳しい本格的な夏となるのは、7月から8月ころです。
9月になっても暑さは続きますが、少しずつ秋を感じられるようになるので、9月になったら秋を感じさせるようなあいさつの言葉を述べます。
「この頃」の後には、「いかがお過ごしですか」など相手を気遣う言葉を続けます。
お詫びの手紙では、時候のあいさつは伝えません。
「夏本番を迎えるこの頃」を使った例文
・『夏本番を迎えるこの頃、いかがお過ごしですか』
「夏本番を迎えるこの頃」の返答や返信例
手紙やメールをもらったら、そこに書いてある内容に対しての返事を出しましょう。
手紙なら手紙で、メールならメールでと、相手が送ってきた方法と同じ方法で返事を出すのが望ましいです。
自分が出す手紙も、前文、主文、末文、後付の4つで構成するようにします。
お礼の手紙を出すときには、前文の相手を気遣う言葉はお礼の言葉に変えます。
また、季節を表すあいさつの言葉は、その季節の様子を考えて選びましょう。
返事を必要としない手紙やメールもあるので、その内容から判断をしてください。
また、「返事は必要ありません」と伝えていることもあります。
まとめ
この言葉は、暑さが厳しいころに使うものです。
手紙やメールでは最初にあいさつをします。
季節にあったふさわしいあいさつがあるので、そのときの状況から適切な言葉を選びましょう。