この記事では「もちろんでございます」について解説をします。
「もちろんでございます」とは?意味
当然そうです、という意味です。
「もちろん」は、判断をするまでもなくという意を表す言葉です。
取り立てて問題にする必要もないほど、はっきりしているさまを表します。
漢字で書くと「勿論」です。
「勿」は否定を表す漢字、「論」は筋道立てて述べるという意味を持つ漢字です。
「ございます」は「ある」の意の丁寧語になります。
「もちろんでございます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、当然そうであるという話し手の気持ちを表すときに用います。
論じる必要もないほどはっきりしているとき、相手の意見に賛成であるときなどに用いられます。
「ございます」は「ある」の意の丁寧語なので、この表現で目上の人に対して失礼にはなりません。
しかし、「ございます」は堅苦しい印象を与えることがあります。
もう少し柔らかな表現にするなら「です」を使うとよいでしょう。
「です」は「だ」「である」の丁寧な表現で、「です」を使っても失礼にはなりません。
忘年会の準備のことで説明をします。
Aさんは忘年会の幹事を担当することになりました。
Aさんが会場を決めたり、予算を設定したりします。
Aさんははじめて幹事を担当するので、部長は「任せて大丈夫かな」と少し心配しています。
そこで、Aさんに尋ねてみました。
Aさんは自分は幹事の仕事をしっかりとやれると自信を持っています。
その気持ちをこのような言葉で伝えます。
伝えるときの態度が重要で、相手の方を見て、聞き取りやすいはっきりとした声で述べると、自信があるさまが伝わります。
「もちろんでございます」を使った例文
・『もちろんでございます。○○はお任せください』
「もちろんでございます」の返答や返信例
何に対して「もちろん」といっているのかよにって、返答の内容は変わります。
「あなたに任せても大丈夫ですか」と尋ねてこの言葉が返ってきたときは、任せても安心できるでしょう。
任せますという意味で「よろしく」の意を伝えます。
それで正しいのかと尋ねてこの言葉が返ってきたときは、その内容で間違いありません。
まとめ
この言葉は、ある事柄がはっきりしているさまを表します。
自信を持ってそういえるときに使用されます。
対面で述べるときは、相手の方を見てはっきりとした声で述べるようにしましょう。