「ご提示ください」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「ご提示ください」とは? ビジネス用語【一語】

「ご提示ください」という言葉はビジネスではよく耳にすることがあり、身近な言葉でもあるので覚えておくことをおすすめします。

詳しく使い方が分からないという人も意味も使い方も知っていると思っている人もおさらいする気持ちで、ぜひ参考にしてみてください。

「ご提示ください」とは?意味

「ご提示ください」「ご提示」とは「相手に指定物を差し出して見せること」という意味があり、「ください」とは「〜してほしい」という意味があります。

つまり、「ご提示ください」とは「〜を差し出してみせてください」という意味合いがあります。

「ご提示ください」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

「ご提示ください」という言葉はどんなビジネスシーンで使われるかと言うと、会社の入口や受付、自分の会社や他社が開催するイベントや式典、講習会など、受付が設けられている場合に使われます。

受付では身分証明書や招待状などの提示をお願いされることが多く、自分が誰なのか、招待を受けているのかということを確認してもらうことで入場を許可される場合もあります。

受付担当になった人が注意したいのは、会社の社長や専務など、明らかに知っている上層部の人たちに対してまで身元を確認する必要はないので、間違って「ご提示ください」と声をかけないように注意しましょう。


「ご提示ください」を使った例文

・『式典当日はお手数ですが、受付にて招待状をご提示ください』
・『身分証をご提示ください』
・『入場制限をしているイベントのため、お手数ですが指定のチケットをご提示ください』

「ご提示ください」の返答や返信例

「ご提示ください」という言葉を受けた側は、例えば「この度はお越しくださいましてありがとうございます。

確認のため、招待状をご提示くださいませ」
と言われた場合、「◯◯商事の◯◯と申します。

こちらが招待状です、ご確認お願いします」
と自分の社名、名前を名乗った後、招待状を差し出すとともに、確認のお願いをするのがスマートな対応だと言えます。

受付に到着する前に招待状の準備をしておくとスムーズに入場でき、対応する受付の人も助かるのでおすすめです。

まとめ

ここでは「ご提示ください」という言葉について、意味や使い方、返答の仕方など簡単に説明してきました。

何かを提示することはビジネスではよくあることなので、使う場面や使い方などをしっかりと理解し、上手く会話や文章に取り入れていきましょう。