この記事では「ご応募いただいたことにお礼申し上げると共に」について解説をします。
「ご応募いただいたことにお礼申し上げると共に」とは?意味
応募をしてくれてありがとう、それから、という意味です。
応募をしてくれたことへお礼を伝えており、その他にも何かを伝えようとしています。
「ご応募」は「応募」に「ご」をつけて、尊敬の意を表す形にしたものです。
「ご」をつけることで、その行為をする人に尊敬の意を表すことができます。
「いただい」は「いただく」のことで、「もらう」の謙譲語です。
自分にとって利益になることを他人から受ける意を表します。
「申し上げる」は「いう」の謙譲語です。
「共に」は、あることと一緒に別のことが起こるさまを表します。
「ご応募いただいたことにお礼申し上げると共に」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、応募をしてくれたことへお礼を伝えるだけでなく、他にも何かを伝えたいときに用います。
たとえば、企業の求人に応募をしてくれたけれど、不採用になったときます。
どのような結果になっても、応募をしてくれたことへお礼を伝えます。
不採用になったときは、相手の希望に添えなかったことへ謝罪をします。
つまり、この言葉の後には謝罪の言葉が続くのです。
「お礼申し上げます」と一度言葉を切ってから、謝罪の言葉を述べることもできます。
一つの文にいくつもの事柄を詰め込むと、何を伝いのかわかりにくくなるので、文章の長さなど考えて言葉を切った方がよいのか判断をしましょう。
この言葉が丁寧なので、後に続く言葉も丁寧にします。
「ご応募いただいたことにお礼申し上げると共に」を使った例文
・『ご応募いただいたことにお礼申し上げると共に、このような結果となりましたことへお詫び申し上げます』
「ご応募いただいたことにお礼申し上げると共に」の返答や返信例
不採用通知をもらったときは返信をする必要はありません。
応募の際に送った書類についても伝えられているはずです。
書類の扱い方でわからないことがあったら質問をしてください。
不採用の場合は返信をする必要はないのですが、返信をすると相手の印象に残りやすくなります。
今後仕事でかかわりを持つ可能性があり、よい印象を残しておけば、そのときに気まずい思いをせずに済みます。
返信の際には、面接などしてくれたことへお礼を伝えましょう。
まとめ
この言葉は、お礼と一緒に何かを伝えたいときに用いるものです。
まずは応募をしてくれたことへお礼を伝えましょう。
応募への結果を伝える場合、採用でも不採用でも知らせる必要があります。
不採用のときには相手の気持ちに配慮をしましょう。