「このような状況ではありますが」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「このような状況ではありますが」とは? ビジネス用語【一語】

「このような状況ではありますが」というビジネス用語の「意味・使い方・例文・類語の言い替え」を分かりやすく解説していきます。

「このような状況ではありますが」とは?

「このような状況ではありますが」とは、「このようなビジネスを取り巻くありさまではありますが」を意味しているビジネス用語です。

「このような」は、「自分がいる場所から近い距離にある物事・状況を指し示すときに使われる指示代名詞」になります。

「状況」という言葉は、「自分や関係者を取り巻いている周囲の様子・ありさま」「物事がこのようになっているという情勢」を意味しています。

「このような状況ではありますが」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

「このような状況ではありますが」のビジネスでの使い方は、「ビジネスに関する状況がこのようになっていますが」を意味して使う使い方になります。

「このような状況ではありますが」の言い回しは、対面の話し言葉でもビジネスメールの書き言葉でも使用することができます。

「このようなありさまになっていますが」という前提条件を明らかにする場合に使われます。

使うときの注意点は、「このようなありさまであることを前提にして、何かを決断する場合に使うことが多い」ということです。


「このような状況ではありますが」を使った例文

・『このような状況ではありますが、新店舗を開店することを社内会議で決定いたしました』
・『このような状況ではありますが、守りに入らずに攻めの姿勢を維持して参りたいと存じます』
・『このような状況ではありますが、株主の皆様にどうしてもお伝えしたい内容がございます』

「このような状況ではありますが」の類語での言いかえ

「このような状況ではありますが」の類語での言いかえを紹介します。

「このような状況ではありますが」の類似表現

・『このようなありさまではありますが』
・『このような状況ではございますが』
・『このような現状(事態)ではありますが』
・『このような成り行きではありますが』
「このような状況ではありますが」の言い回しを、謙譲語Ⅱ(丁重語)の敬語表現に言い換えると、「このような状況ではございますが」になります。

「状況」という言葉とよく似た意味合いを持っている類似表現として、「ありさま」を挙げられます。

「状況」の言葉には、「その時々や場面によって移り変わっていくありさま・様子・現状」といった意味合いがあるからです。

「ありさま」以外の類似表現として、「現状・事態・成り行き」といった言葉で言い換えることもできます。

まとめ

「このような状況ではありますが」というビジネス用語について詳しく解説しましたがいかがでしたか。

「このような状況ではありますが」の意味・使い方・例文・類語を調べたいときは、この記事の解説内容をチェックしてみてください。