「お暑い中恐縮ですが」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「お暑い中恐縮ですが」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「お暑い中恐縮ですが」について解説をします。

「お暑い中恐縮ですが」とは?意味

気温が高いところ申し訳ないけれど、という意味です。

「お暑い」は、暑いことを丁寧な表現にしています。

「暑い」は、不快に感じるほど気温が高いという意味の形容詞です。

形容詞に「お」をつけると丁寧な表現になります。

「中」は、物事が進行している最中、ある状態が続いているときという意味です。

「恐縮」は、相手に迷惑をかけたり、相手から好意を受けたりして、申し訳なく思うさまを表します。

「です」「だ」「である」の丁寧な表現です。

「お暑い中恐縮ですが」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、気温が高いところ相手に何かをしてもらうときに用います。

室内であればエアコンを使っているので、暑さは気にならないことでしょう。

そのため、快適な環境の室内で行ってもらう事柄を依頼するときには、この言葉は使用しません。

暑い中、外に出るのは大変です。

外に出るのは嫌だなと感じる人もいることでしょう。

つまり、この言葉は暑い外に出て何かをしてもらうときに用いるのです。

気温が高い中、出向いてもらうといった場面で使われています。

暑いとは気温が何度のことをいうのか定義はありませんが、夏の気温をいうことが一般的です。

そのため、この言葉は7月や8月に使用をします。

それ以外の時期でも気温が高いことはありますが、夏以外に使用をすると不自然です。

「ですが」の後には、「こうして欲しい」という事柄を伝えます。

たとえば、「○○の参加をお願いします」です。

暑い中出かけて、ある事柄に参加をしたもらいたい気持ちを表しています。


「お暑い中恐縮ですが」を使った例文

・『お暑い中恐縮ですが、○○へお越しいただけないでしょうか』

「お暑い中恐縮ですが」の返答や返信例

この後に伝えられる事柄に対して返答をします。

ある事柄への参加を求められているなら、参加できるのか、できないのかを伝えます。

参加人数の把握をしたいので、参加をする場合もしない場合も連絡をしてください。

すでにある場所に行くと決まっている場合は、その日に行くということを伝えるとよいでしょう。

まとめ

この言葉は、気温が高い中、何かをしてもらうときに用いるものです。

7月や8月の暑い季節に用います。

暑い中何かをするのは大変です。

大変だけれど何かをしてくれるその人に、気遣いを示すためにこういった言葉をかけるとよいでしょう。