「お休みと伺っていたのにも関わらず」とは?
ビジネスにおける使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「お休みと伺っていたのにも関わらず」とは?
これは、休みと聞いていたのに違っていたような状況で使用される言葉です。
「お休み」は「休む」という動詞が名詞化されたものになります。
ここでは接頭語を使って、丁寧な言葉遣いにしているのです。
また、「伺っていた」は「聞いていた」を謙譲語にした形になります。
これは、事前に聞いていたような様子を、へりくだって表現したものになるのです。
なお、「関わらず」は、「〜であるのに」という意味を持ちます。
つまり、相反する内容などを表現する場合に、使用される言葉になっているのです。
これらのことから、この言葉が休みと聞いていたのに違っていたような状況で使用されるものであると分かるのです。
「お休みと伺っていたのにも関わらず」のビジネスにおける使い方、使うときの注意点
たとえば、上司が休日に出社していたとします。
そしてその前日には、予定通りに休むと、上司から聞いていたのでした。
このような状況で、「お休みと伺っていたのにも関わらず、結局出社したとのことでした」と言うとよいでしょう。
これによって、聞いていた内容に反して出社した様子を、上手に表現できるのです。
この言葉を使うときは、「お休みと伺っていたのにも関わらず」の表現方法に注意するべきです。
これは「お休みと伺っていたのに」などに置き換えできます。
また、「お休みと聞いておりましたのに」などに置き換える手段もあるのです。
このように、同じような意味でも、複数の表現手段が存在します。
実際の状況に応じて、適した言葉を選ぶとよいでしょう。
「お休みと伺っていたのにも関わらず」を使った例文
ここでは例文を挙げています。
このように、前段の内容に応じた言葉を、続けるようにするとよいでしょう。
・『お休みと伺っていたのにも関わらず、今日も会社で見かけました』
・『お休みと伺っていたのにも関わらず、仕事をしていたとのことです』
・『お休みと伺っていたのにも関わらず、結局は呼び出されたみたいです』
「お休みと伺っていたのにも関わらず」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「お休みと伺っていたのにも関わらず」の類似表現
これの類似表現として、「お休みと聞いていたのにも関わらず」が挙げられます。
「伺っていた」と「聞いていた」は、同じような意味で使える言葉になっているのです。
「お休みと伺っていたのにも関わらず」の敬語表現
この言葉を別な敬語表現にすると、たとえば「お休みと伺っていましたのに」に言い換える事が可能です。
まとめ
このように、休みと聞いていたのに違っていたような状況で、この言葉を使用できると分かります。
ビジネスでも使えますので、しっかりおぼえて活用するとよいでしょう。