「続きまして」とは?
ビジネスにおける使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「続きまして」とは?
これは、続いてという内容を丁寧な言葉遣いで表現したものです。
「続いて」は「続く」という動詞が変形したものになります。
このようにすると、連続で何かが生じる様子を表現したものになるのです。
たとえば、「続いて、新しい案件の説明に移ります」とすれば、前段の内容からそのまま続けて次の話題に移ることを、上手に表現できるのです。
なお、これに丁寧語の「ます」を組み合わせると、「続きまして」という形になります。
このようにすると、相手に丁寧な印象を与えるような表現に変化するのです。
これらのことから、この言葉が続いてという内容を丁寧な言葉遣いで表現したものであると分かるのです。
「続きまして」のビジネスにおける使い方、使うときの注意点
たとえば、ある計画に関する見直し案を説明していたとします。
そして、まずは今の計画に関する欠点を、説明し終えたのでした。
このような状況で、「続きまして、新しいプランについて説明いたします」と言うとよいでしょう。
これによって、前段の内容に続けて新しい話題に入ることを、上手に説明できるのです。
この言葉を使うときは、「続きまして」の表現方法に注意するべきです。
これは「続けまして」と言い換えできます。
また、「続けて」とすれば丁寧語を使わない形にできるのです。
このように、同じような意味でも、複数の表現手段が存在します。
実際の状況に応じて、適した言葉を選ぶとよいでしょう。
「続きまして」を使った例文
ここでは例文を挙げています。
このように、前段の内容に応じて、適した言葉を組み合わせるとよいでしょう。
・『続きまして、新しい内容を説明いたします』
・『続きまして、来期の計画を説明します』
・『続きまして、当社の考え方について触れます』
「続きまして」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「続きまして」の類似表現
これの類似表現として、「続けまして」が挙げられます。
「続きまして」と「続けまして」は、同じような意味で使える言葉になっているのです。
「続きまして」の敬語表現
この言葉を別な敬語表現にすると、たとえば「継続いたしまして」に言い換えることが可能です。
なお、この場合は謙譲語の「いたす」を使った敬語表現の形になっているのです。
まとめ
このように、続いてという内容を丁寧な言葉遣いで表現する場合に、この言葉を使用できると分かります。
ビジネスでも使える言葉になっていますので、しっかりおぼえて活用するとよいでしょう。