「甚大な被害を受けたとのこと」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「甚大な被害を受けたとのこと」とは?
これは、とても大きな被害を受けた様子を表現した言葉です。
「甚大」は「甚だしく大きい」という言葉が熟語になったものです。
つまり「とても大きい」や「非常に大きい」ことを、「甚大」と表現できるのです。
なお、「被害」は「損害などを被ること」を意味します。
そして「受けたとのこと」は「受けた」という内容が、誰かから聞いたものであるという意味で使用されているのです。
このようにすると、誰かから聞いた話を引用したような表現になります。
これらのことから、この言葉がとても大きな被害を受けた様子を表現したものであると分かるのです。
「甚大な被害を受けたとのこと」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
たとえば、ある大きな地震が発生したとします。
そして、地方の事業所からは、とても大きな被害を受けたとの連絡があったのです。
このようなケースで、「今回の地震により、甚大な被害を受けたとのことです」と伝えるとよいでしょう。
これにより、被害の程度が甚だしく大きかったと誰かから聞いた様子を、上手に伝えられるのです。
この言葉を使うときは、「甚大な被害」の表現方法に注意するべきです。
これは「とても大きな被害」などに置き換えできます。
また、「甚だしく大きな被害」と言い換える事もできるのです。
このように、同じ意味でも違う表現が選択できます。
実際の状況により、適したものを選ぶようにしましょう。
「甚大な被害を受けたとのこと」を使った例文
例文のように、前後に適切な言葉を組み合わせると、自然な印象の使い方ができるのです。
・『今回の地震により、甚大な被害を受けたとのことです』
・『株価の乱高下によって、甚大な被害を受けたとのことでした』
・『物価上昇に影響により、甚大な被害を受けたとのことでございました』
「甚大な被害を受けたとのこと」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「甚大な被害を受けたとのこと」の類似表現
たとえば、「甚大な損害を被ったとのこと」が類似表現になります。
「被害を受けた」と「損害を被った」は、同じような意味で使えるのです。
「甚大な被害を受けたとのこと」の敬語表現
これを別な敬語表現にすると、「甚大な被害を受けられたとのこと」に言い換えできます。
まとめ
このように、とても大きな被害を受けた様子を伝える場合に、この言葉を使用できます。
ビジネスでも使えるので、上手に活用するとよいでしょう。