この記事では「不明でしたので」について解説をします。
「不明でしたので」とは?意味
明らかでなかったから、という意味です。
「不明」には、明らかでないこと、はっきりとしないこと、またそのさまという意味があります。
「不」は否定を表す語、「明」はあきらか、あきらかにするという意味を持つ漢字です。
このことから「不明」には、明らかでないという意味があることがわかります。
「でし」は「です」のことで「だ」「である」の丁寧な表現です。
「た」は動作や作用が過去に行われた意や、動作や存在の確認の意を表します。
「ので」は、この後に伝える事柄の原因・根拠・理由などを表す語です。
「不明でしたので」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、何かがはっきりしないときに用いるものです。
たとえば、品物を納品するようにお願いをしたとします。
その後に相手の方から、納品する品物の個数や値段などを書いた書類が送られてきました。
しかし、相手の方から「この日に届けます」ということが伝えられていません。
納品日について不明なのです。
そこで、いつ届けてもらえるのか尋ねてみることにしました。
このような場面で使うことのできる言葉です。
この例の場合だと、「納品日が不明でしたので、ご連絡いたしました」といった形になります。
どのような状況なのか、何がはっきりしないのかによって、「ので」の後に続く言葉は変わります。
また、これだけでは何が不明なのかわからないので、不明な事柄をあげましょう。
先の例の場合だと「納品日」と不明な事柄をあげています。
「不明でしたので」を使った例文
・『○○が不明でしたので、質問させてください』
「不明でしたので」の返答や返信例
「ので」の後に何が伝えられるかによって、対応の仕方が変わります。
ある事柄がよくわからず質問をしたいという場合であれば、質問を受けつけて答えます。
相手の理解力にあわせた言葉を使うようにして、はっきりわかりやすく説明をしましょう。
調べるなどに時間を必要とするときは、時間をもらえるようにお願いをします。
そして、調べるなどしてわかったことを後で伝えます。
品物を納める日について尋ねられたならば、何月何日と具体的に伝えます。
予定が変わることはないでしょうが、もしも伝えた日にそれを渡せなくなったときは早めに知らせをしましょう。
早めに伝えておけば、相手の方で対応しやすくなります。
まとめ
この言葉は、何かが明らかでないときに用いるものです。
はっきりしないままにしていると、後々困ったことになる心配があります。
曖昧にしてしまうのではなく、はっきりしないことがあったら明らかにしておくとよいでしょう。