「行かなければならないので」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「行かなければならないので」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「行かなければならないので」について解説をします。

「行かなければならないので」とは?意味

ある場所に向かう必要があるから、という意味です。

「行か」「行く」のことで、目的地に向かって移動をするという意味があります。

どこかへ向かうのは話し手側の人です。

「なければならない」は、「そうする必要がある」という意味です。

責任・義務・必要不可欠の意を表します。

「ので」は、この後に続く事柄の根拠・理由・原因などを表す言葉です。

「のどが乾いたので水を飲む」のような使い方をします。

「行かなければならないので」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、話し手側の人がある場所に向かって進む必要があるときに使用をします。

「ので」の後には「このようにします」という意味の言葉が続きます。

たとえば、仕事が終わってAさんが上司に食事に誘われたとします。

しかし、Aさんはこの後に病院に向かわなければなりません。

家族が入院をしており、様子を見に行くのです。

入院をしている家族はAさんがやって来ることを待っています。

そのため、Aさんは上司と一緒に食事に行くことができません。

このときにこの言葉を使用します。

断る言葉だけでは、相手を不快にさせてしまう可能性があり、またなぜ断るのか疑問に思われてしまいます。

支障がないならば理由を伝えるとよいでしょう。

どこかへ行く必要があると伝えれば、納得をしてくれるはずです。

断るときに「すまない」という気持ちを表すことでも、相手を不快にさせにくくなります。

どこかへ向かうのは話し手側の人なので、「行く」を敬意を表す言い方にする必要はありません。


「行かなければならないので」を使った例文

・『行かなければならないので、申し訳ありませんがご一緒できません』

「行かなければならないので」の返答や返信例

相手はどこかへ行く必要があり、こちらの求めに応じることができません。

たとえば、一緒に食事に行こうと誘ったとします。

しかし、ある場所に行く必要があるので、今日は一緒に食事はできません。

別の機会ならば誘いにのってくれるかもしれないので、違う日にまた誘ってみるとよいでしょう。

「また声をかけます」など伝えておくとよいかもしれません。

無理に何かをさせようとすると迷惑をかけます。

相手にはやるべき事柄があるので、その事情を考えるようにしましょう。

まとめ

この言葉は、話し手側の人がどこかへ行く必要があるときに用いるものです。

どうしても行かなければならないなら、それをはっきりと伝えましょう。

しかし、はっきりしすぎると相手を不快にさせることがあるので、「申し訳ない」など一言添えて気遣いを示してみてください。