「改めてお伝えします」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「改めてお伝えします」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「改めてお伝えします」について解説をします。

「改めてお伝えします」とは?意味

別のときに伝えます、という意味です。

「改めて」には、別の機会に、もう一度という意味があります。

「お伝え」「伝える」の連用形の「伝え」「お」をつけています。

「お」をともなう動詞の連用形に「する」を添えた形で、謙譲の意を表し、その動作が及ぶ相手を敬います。

「お伝えし」「し」「する」のことです。

「伝える」には言葉や身振りなどで知らせるという意味があります。

「ます」は敬意を表す語です。

「改めてお伝えします」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、これを伝えているときとは別のときに、何かを伝えるつもりであるときに用います。

たとえば、今度新商品が発売されるとします。

そこで「今度新商品を発売する」とホームページやウェブ上の記事で知らせることにしました。

知らせをしておけば、商品に興味を持つ人が増えて、発売日に購入する人が増える可能性があります。

新しい商品を発売するとは決まっているのですが、いつ発売するのか正式な日にちは決まっていません。

○月下旬と大まかなところは決まっているので、それだけ伝えておきました。

正式な日にちが決まったら、そのときに伝えるつもりです。

そのことを知ってもらうために「発売日が決まり次第、改めてお伝えします」のような使い方をします。

「改めて」は別の機会にという意味なので、この言葉を伝えている時点である事柄を知らせるのではありません。

時間を空けて何かを伝えるときにこのような表現を使います。

時間が空くと伝えることを忘れてしまう場合がありますが、この言葉を伝えたならば、別の機会に必ず伝えるようにしてください。


「改めてお伝えします」を使った例文

・『わかり次第、改めてお伝えします』

「改めてお伝えします」の返答や返信例

この言葉を伝えている時点ではある事柄を知らせることができず、別の機会に何かを知らせてくれます。

今知りたくてもそれはできないので、相手から知らせが来るまで待っていましょう。

この言葉に対して返答をするなら、「わかりました」の意を返します。

今すぐ知りたいからと「今教えてください」と頼んでは、相手を困らせてしまいます。

今伝えることが無理なため、このような言葉を使っています。

相手の事情も考えるようにしましょう。

まとめ

この言葉は、これとは別のときに何かを伝えるつもりであるときに用います。

今すぐには伝えられないときに使うことが多いです。

たとえば、発売日が正式に決まっていないので、決まったときに知らせるといったときです。

物事がはっきりしていないなら、曖昧なことを伝えたりせず、はっきりしたときに伝えましょう。