この記事では「お知り合いの方ですか」について解説をします。
「お知り合いの方ですか」とは?意味
知っている人ですか、という意味です。
「お知り合い」は「知り合い」を丁寧な表現にしたものです。
「知り合い」には、お互いに知っていること、またその人という意味があります。
「お」を名詞につけると丁寧な表現になります。
「方」は人を指す敬った言葉です。
「です」は「だ」「である」を丁寧にした表現で、「か」は問いかけの意を表す言葉です。
「お知り合いの方ですか」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、自分は知らないけれど、聞き手は知っている人のことを尋ねるときに用います。
たとえば、このような場面で使用をします。
AさんとBさんが展示会にやってきました。
同じ業界の人たちが集まるので、知っている人がきている可能性があります。
会場内を歩いていたときにBさんに声をかけてきた人がいました。
その人とBさんは親しそうに話しています。
しかし、Aさんはこの人のことを知りません。
「この人は誰だろう」と疑問に感じたAさんは、この人が去って行った後にBさんの知っている人なのかと尋ねてみました。
その言葉として使用をするものです。
「お知り合いの方」という言い方で、その人を敬っています。
「方」はその人を敬う言葉です。
友達や親しい人に問いかけるときには、「知っている人?」といった言い方をすることが一般的です。
自分は知らないけれど、聞き手は知っている人が現れたときに用いる言葉で、自分が知っている人のことを指してこの言葉を使うことはありません。
「お知り合いの方ですか」を使った例文
・『先ほど話されていたのは、お知り合いの方ですか』
「お知り合いの方ですか」の返答や返信例
知っている人なのか、知らない人なのかを答えます。
会話をするような相手ならば、知っている人でしょう。
この言葉で尋ねてきた人は、たんに知っている・知っていないを聞きたいだけでなく、どのような関係なのか、何をしている人なのかも知りたいはずです。
差し支えなければ、どこの会社の人なのか、どんな仕事をしているのかなどを相手に教えるとよいでしょう。
プライバシーに関係することは知らせないようにしてください。
場合によっては紹介をします。
紹介をすることで、この言葉を使っている人と相手との関係ができ、仕事の幅が広がる可能性があります。
まとめ
この言葉は、相手は知っているようだけれど、自分は知らない人が現れたときに使用をするものです。
その人が目の前にいるときに用いると失礼になることがあるので、どのタイミングで述べたらよいのか考えてください。