この記事では「ご協力をお願いいたします」について解説をします。
「ご協力をお願いいたします」とは?意味
力を貸してもらえるように頼む言葉です。
「ご協力」は、力をあわせて物事を行うことという意味の「協力」に「ご」をつけて、敬意を表す言い方にしています。
「ご」を他人の行動を表す言葉につけると、その行動をする人へ敬意を表す形になります。
この場合は、協力をする人へ敬意を表しています。
「お願いいたします」は、ある事柄をするように求める意です。
「いたします」で敬意を込めています。
「いたし」は「する」の謙譲語、「ます」は敬意を表す語です。
「ご協力をお願いいたします」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、何かをするために力をあわせて欲しいときに用います。
他人の力を必要とするときに伝える言葉です。
たとえば、ある企業がイベントを行うとします。
このイベントには有名人が出演するのですが、その人を撮影してはいけません。
イベントに訪れる人たちには、撮影をしないように協力をして欲しいです。
このことを伝えるために、「撮影はされませんよう、ご協力をお願いいたします」のような使い方をします。
ただ「協力をしてください」と伝えるだけよりも、なぜ協力をして欲しいのか理由を伝えた方が、聞き手が協力をしてくれる可能性が高くなります。
差し支えのない範囲で理由を伝えましょう。
また、突然協力を求められても求められた方は戸惑ってしまうので、時間的な余裕をもって伝えることが望ましいです。
先の例でいえば、イベント会場で伝えるのではなく、イベントが開催される何日も前から伝えておくようにします。
「ご協力をお願いいたします」を使った例文
・『引き続きご協力をお願いいたします』
「ご協力をお願いいたします」の返答や返信例
多くの人に協力を求める意味で伝えていることが多く、その場合は返答をする必要はありません。
何に協力をして欲しいのか伝えているはずなので、その物事へ協力をしましょう。
たとえば、サイトがメンテナンスをするので、その時間はサイトを閲覧できないときにこの言葉が使われているとします。
そのようなときは、メンテナンス以外の時間にサイトを閲覧するようにしましょう。
見たいときにサイトを閲覧できなくても、苦情を伝えたりはしません。
個人的に協力を求められているときも、できるだけ協力をするとよいでしょう。
まとめ
この言葉は、力を貸してもらえるようにお願いをするものです。
他の人たちの協力がないとできない物事があります。
そういったときは、協力を求めてみましょう。
お願いをすれば力を貸してくれるはずです。