この記事では「〇〇の件を確認させていただきたいのですが」について解説をします。
「〇〇の件を確認させていただきたいのですが」とは?意味
ある事柄について確かめさせてもらいたいのだけれど、という意味です。
「件」は、特定の事柄を意味します。
「確認」は、人に尋ねたり、調べたりして、曖昧なものをはっきりとさせて認めることです。
「させていただき」は、相手に許しを求めることによって、ある動作を遠慮しながら行う意を表します。
相手に敬意を表す言葉です。
「たい」は話し手の希望を表す語です。
「〇〇の件を確認させていただきたいのですが」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、ある事柄を確かめたいときに用います。
「確かめたい」という気持ちを持っているのは話し手です。
「させていただき」は、許しを求めるとき、それによって恩恵を得るときに使う言葉です。
話し手の都合で確認をするので、相手に許しを求める表現を使って不自然ではありません。
また、ある事柄を確認することで話し手は利益を受けます。
そのため、「確認させていただき」という表現を使っています。
また、相手を敬う表現でもあるので失礼にはなりません。
「のですが」の後には「そうしてもらえますか」「そうしてもよいですか」という意味の言葉が続きます。
問いかけの形にすると柔らかく伝えられます。
この言葉の前に「恐れ入りますが」など気遣いを示す言葉を使うと、さらに丁寧な印象になります。
確認のために相手に手間をかけさせるようならば、丁寧な言葉遣いをしてお願いをすることが望ましいです。
上から目線でいわれると嫌な気持ちになります。
「〇〇の件を確認させていただきたいのですが」を使った例文
・『〇〇の件を確認させていただきたいのですが、関係する資料を拝見してもよろしいでしょうか』
「〇〇の件を確認させていただきたいのですが」の返答や返信例
何かを確認したいようなので、確認をしても差し支えないようならば「どうぞ」の意を示します。
資料などを相手が必要としているなら、それらを貸します。
こちらの方で確認作業をしなければならないときは、それを行ってください。
確かめるために時間が必要ならば時間をもらって調べ、調べてはっきりさせた事柄を後で伝えます。
時間を必要とすることについては、相手に断っておきましょう。
確認することに差し支えがあるようならば、確認をしてはいけない理由を伝えて断ります。
断られる相手に嫌な思いをさせないように配慮しましょう。
まとめ
この言葉は、ある事柄を確認したいときに用います。
確認することへ許しを求める言い方をしています。
このような表現を使うと相手を敬うことができます。
