この記事では「順番にお呼びします」について解説をします。
「順番にお呼びします」とは?意味
順序に従って声をかけます、という意味です。
「順番」には、順序に従って次から次へと事にあたることという意味があります。
決められた並びがあり、それに従って物事を行うことをいいます。
「お呼び」の「呼び」は「呼ぶ」を連用形にしたものです。
動詞の連用形に「お」をつけて、後に「する」を続けた形で、謙譲の意を表します。
「お呼びし」の「し」が「する」のことです。
「ます」は敬意を表します。
「順番にお呼びします」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、他にも待っている人がいるときに用います。
たとえば、会計をするときです。
病院のような何人も集まる場所では、会計のために何人もの人がやってきて、すぐに処理できないときがあります。
そのため、訪れた人には待っていてもらう必要があります。
その人の順番になったら声をかけます。
こういった場面で用いる言葉です。
順番待ちの場合、その人の順番になったときに人が声をかけることもあれば、電光掲示板に表示をすることもあります。
電光掲示板の場合は、窓口などの人が声をかけるわけではありませんが、電光掲示板が「○の窓口までお越しください」と呼ぶので、この場合も「順番にお呼びします」を使うことができます。
待っている人が1人である場合も、それ以上である場合も、待っている人がいるならこの言葉を用います。
待っている人がいないけれど、物事をするために時間がかかる場合もあるでしょう。
その場合は、「順番に」の部分はなくして、「○○が終わりましたらお呼びいたします」のような形で、物事が終わったら呼ぶと伝えます。
「順番にお呼びします」を使った例文
・『順番にお呼びします。そちらにおかけになってお待ちください』
「順番にお呼びします」の返答や返信例
順番に物事を行っているので、自分の順番になるまで待っています。
この言葉には返答しないこともありますが、返答をするなら「わかりました」の意を伝えるとよいでしょう。
順番がなかなかこないと「まだですか」と尋ねたくなりますが、何度も尋ねていると迷惑になります。
ひとつずつ対応をしており、順番は必ずやってくるので、それまで待っていてください。
あまりにも時間がかかってしまい、次の予定が迫っているため待つことをやめるならば、待つのを取りやめると一言伝えます。
まとめ
この言葉は、待っている人がいるときに用います。
何もいわずにいると「なぜすぐに行ってくれないのか」と相手を不快にさせます。
待つ必要がある場面では、このような言葉を伝えておきましょう。