この記事では「直ちに作り直させていただきます」について解説をします。
「直ちに作り直させていただきます」とは?意味
すぐに作り直します、という意味です。
「直ちに」には、時間を空けないで行動をするさま、すぐという意味があります。
時間を空けないでとは、どの程度の長さの時間をいうのか定義はありませんが、当日中を指すことが多いです。
「作り直」は「作り直す」のことで、悪いものをよいものに仕上げることをいいます。
「させていただき」は「させていただく」のことで、相手に許しを求める意を込めて、相手に敬意を示す表現です。
「直ちに作り直させていただきます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手側が作ったものに悪いところがあったので、作り直しをするときに用います。
悪いものを悪いままにしてしまうと、不都合が生じることがあります。
たとえば、内容のよくない資料をそのままにして会議に使えば、資料を読んだ人が理解できなかったり、誤った情報を伝えてしまったりする可能性があります。
そのため、悪いところがあるなら直すことが望ましいです。
この言葉は、「させていただきます」という表現を使って、作り直すことに相手の許可を求めています。
作り直すように相手から求められていたり、作り直さなければならない事柄だったりするなら、許可を求める必要はありません。
許可を必要としない場合は、「直ちに作り直しをいたします」と表現をします。
「いたし」は「いたす」のことで、「する」の謙譲語で、この表現で相手に敬意を表すことができます。
「直ちに」なので、すぐに行動に移しましょう。
「直ちに作り直させていただきます」を使った例文
・『申し訳ありませんでした。直ちに作り直させていただきます』
「直ちに作り直させていただきます」の返答や返信例
作り直しをしてくれるようなので、「お願いします」の意を伝えるとよいでしょう。
この後に改善したものを提示してくれるはずなので、提示されたらそれを確認をします。
作り直してくれたことへはお礼を伝えます。
どこか悪いところがあったため作り直す必要があり、このように伝えているので、作り直さなくてよいということはないはずです。
悪いものをそのままにしておくことはできません。
相手の方で作り直す必要はなく、こちらで作り直すようなら「自分の方で作り直す」ということを伝えます。
まとめ
この言葉は、悪いところをよいものに直すときに用います。
悪いところがあったと気がついたなら、その部分をよいものに変えましょう。
この言葉は許可を求める言い方になっていますが、許可を求める必要がないときもあります。