「お送りした書類につきまして」という言葉は書類を取り扱うビジネスにおいて、使われることの多い言葉と言えます。
どんな職種、課であっても書類に関わることは少なからずあり、意味や使い方、返答の仕方など簡単に説明しますので、ぜひ参考にしてみてください。
「お送りした書類につきまして」とは?意味
「お送りした書類につきまして」の「お送りした」とは「送った」という言葉を丁寧に言い換えたもので、「書類につきまして」とは「そういうことで」「したがいまして」や「(ある事柄)に関しては」といった2つの意味があります。
今回の言葉では後者の意味として使われており、全体を通すと「送った書類に関しては」という意味合いになります。
「お送りした書類につきまして」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「お送りした書類につきまして」という言葉はビジネスシーンで言うと、自分が相手にメールまたは郵送で書類を送っていて、その書類への意見や要望、返事、修正点があった場合に使われます。
書類の内容によって状況はことなりますが、「お送りした書類につきまして」はどんな状況であっても不自然なく使うことができます。
しかし、内容や急いでいる場合によっては、連絡をした際に相手に催促していると感じさせてしまう可能性がありますので、不快感を感じさせないように丁寧かつ好印象な対応を心がけるように注意しましょう。
「お送りした書類につきまして」を使った例文
・『お送りした書類につきまして、ご意見をいただきたい思い、ご連絡させていただいた次第です』
・『お送りした書類につきまして、一部訂正がございましたので、取り急ぎご連絡させていただきました』
・『お送りした書類につきまして、来週中に話し合いの場を設けたいと考えております。ご都合の良い日がございましたら、教えていただけると幸いです』
「お送りした書類につきまして」の返答や返信例
「お送りした書類につきまして」という言葉を受けた側は書類の内容によって返答の仕方も変わってきますが、企画書であればその考えや商品への意見や評価、改善点などを伝えるのが適切な対応なので、その内容によって返答の仕方を変える必要があります。
イベントや講演会などについての内容と参加確認の書類であれば、「先日の書類の件、ぜひ参加させていただきます。
当日、お会いできるのを楽しみにしております」というように参加の有無に加えて、当日楽しみしている、期待しているという言葉を添えることができればより良い返答になります。
修正点の連絡の場合は、口頭やメールでの連絡のみと考えられる際には改訂版を送ってもらえるようにお願いすると、その後の取り引きにも間違いがないので安心です。
まとめ
ここでは「お送りした書類につきまして」という言葉について、意味やビジネスでの使い方など簡単に説明してきました。
書類のやり取りはビジネスにおいて必ず行われることなので、意味や使い方をしっかりと理解し、正しく会話やメールに取り入れられるようにしましょう。
