この記事では「お電話番号をお願いします」について解説をします。
「お電話番号をお願いします」とは?意味
電話番号を教えてください、という意味です。
「お電話番号」は「電話番号」を相手に敬意を表す形にしたものです。
相手の所有物を表す語に「お」をつけて、その所有者に尊敬の意を表します。
「お願いします」は、聞き手に対して敬意を表す表現です。
「あることをするように」と丁寧に頼んでいます。
「お電話番号をお願いします」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、聞き手の電話番号を知りたいときに用います。
ある事柄への申し込みをする場面で説明をします。
この申し込みは電話で行います。
申し込みをするためには、申し込みをする人の名前・住所・電話番号を知らせる必要があります。
この言葉は、申し込み対応係の人が相手の電話番号を尋ねる際に用います。
伝えてもらわなければならない事柄なので、「お願いします」という表現を用いています。
「お電話番号を教えていただけますと幸いです」という表現では、「それをしてもしなくてもよい」と受け取られてしまいます。
これでは知りたい情報を教えてもらえない可能性があります。
そうしてもらう必要があるときは、この言葉のように「お願いします」という表現を使用しましょう。
この言葉は、電話対応のときだけでなく、メールや対面でも使うことができます。
相手の電話番号を尋ねるときは、メモの用意をしておきましょう。
電話番号くらいであれば記憶できますが、記憶できるのは短い時間だけです。
長期間覚えておくのは難しいので、必ずメモをしてください。
そして、個人情報なのでメモをなくさないようにしましょう。
「お電話番号をお願いします」を使った例文
・『恐れ入りますが、お電話番号をお願いします』
「お電話番号をお願いします」の返答や返信例
電話番号を伝えるようにと求められているので、そうしてください。
しかし、電話番号を知らせる前に、本当に知らせてよいのかよく考える必要があります。
相手は信頼できる人でしょうか。
伝えた事柄を悪用される可能性がないとは言い切れません。
何のために電話番号を知らせるのか、相手は信頼できる人なのかを考えて、伝えてもよいか判断をしてください。
伝えない方がよいと判断したならば、それはできないとはっきりと断りましょう。
断るのは申し訳ないと思う必要はありません。
自分を守るために大切なことです。
まとめ
この言葉は、相手の電話番号を知りたいときに用います。
曖昧な表現では知りたい情報を教えてもらえない可能性があるので、この言葉のような形でお願いをしてみてください。
