「お調べいたします」という言葉はビジネスでよく使われており、どんな役職や部署の人であっても使う可能性があるので知っておくと役に立ちます。
言葉の意味やビジネスでの使い方、言い換え表現など、例文を用いて簡単に説明しますので、参考にしてみてください。
「お調べいたします」とは?意味
「お調べいたします」の「お調べ」とは「調べる」という言葉に「お」をつけた丁寧な言葉で、自分をへりくだって相手を敬う「謙譲語」に分類されます。
「いたします」とは簡単に言うと「します」という意味があり、通して言うと「調べます」といった単純な言葉になります。
「お調べいたします」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「お調べいたします」という言葉は受付や応接室での来客者への対応、オフィスでの電話対応の際に質問をされたり、何かトラブルやミスが発生したりした際に原因や理由を確認するために使われます。
来客者の場合は訪ねてきた相手やアポをとっている相手の呼び出し、社内のどこにいるかなどを確認し、どんな対応をするのかを確認する際に相手にとりあえず一度確認する旨を伝えます。
来客者の場合はその場で待ってもらっているということを忘れず、急ぎで確認して何らかの対応をしましょう。
会社にきたお客様を待たせることは信用問題にも繋がるので、充分に注意が必要です。
また、トラブルやミスに対しての原因や理由など、詳細を確認する際にも自分たちに非があることなので急ぎで内容を確認して相手に伝え、今後の対応策も合わせて伝えるようにしましょう。
「お調べいたします」を使った例文
・『承知しました。担当者に連絡を取り、お調べいたします』
・『お調べいたしますので、少々お待ちください』
・『今回の原因について、急ぎお調べいたします。確認でき次第、すぐにご連絡させていただきますので、今しばらくお待ちください』
「お調べいたします」の言い換え表現
「お調べいたします」という言葉の言い換え表現には「確認いたします」「調査いたします」「調べさせていただきます」などがあります。
どれもビジネスに関連した事柄について調べるという意味合いなので、ビジネスシーンに合わせて使い分けるようにしましょう。
まとめ
ここでは「お調べいたします」という言葉の意味や使い方、言い換え表現など、ビジネスに関連する事柄について簡単に説明してきました。
相手の質問や疑問について調べて解決することは、ビジネスにおいて取り引きをスムーズに進めることにも繋がります。
何か聞かれた場合には「わかりません」と答えるのではなく、必ず「お調べいたします」「確認いたします」と言って対応するようにしましょう。